FX 大衆心理売とは? プライスアクションを極める!

プライスアクション

買いたい人たちがいて、そしてその人たちは買います。
売りたい人たちがいて、そしてその人たちは売ります。

ただ傍観する人たちも、そこにはいて……

FXは思惑の集合体、うごめく大衆心理の巣窟です。
ひとたび足を踏み入れたら、二度と抜け出せくなる……

とはもちろん言い過ぎで、FXは恐いものではありません。

今回は売り買いのトレーダー心理をテーマにお話したいと思います。

この記事で解決してもらいたいことは以下になります。

値動きのパターンを追いかける思考を身に着けたい
チャート分析スキルを上げて、優位性の高いエントリーポイントを探したい
売り買いの攻防につかまらないトレードをして、精神疲労を減らしたい

では、よろしくお願いします。

大衆心理! 売りと買いが織りなすチャート

相場は上がったり下がったりを繰り返します。

これが相場の本質です。

FX相場の本質とは? 理解なくして勝つことが難しい理由を教えます。
FXとは相場と対峙して、世界の為替相場で取引される「1日あたり約500兆円」ものマーケットから自分の資金源とするべくお金を動かすことを言います。お金とは変幻自在に作り出せるものではないことは言うまでもなく、お金とは、自分の力で獲得するものです。

相場が上昇しているから、〝押し目〟で買います。
相場が下降しているから、〝戻り〟で売ります。

これがトレードの王道だと思っています

しかしながら、当然それだけではありません。

トレードは言わば心理ゲーム、チャート分析をするうえで、テクニカル的なものだけではないということです。

人の心理、様々な思惑から値は動きます

そしてチャートが出来上がります。
私たちは日々分析をして売ったり買ったり、様子見を繰り返します。

その売り買いがまた値を動かしてチャートは更新されていきます。

値動きはチャートパターンを作ります

チャートパターンが、いまが売りのタイミングなのか、買いのタイミングなのか、の判断材料になります。

その材料をもとにまた売ったり買ったり、様子見をしたりします。

小さい資金でトレードをしている私たち個人トレーダーは機関投資家、ヘッジファンド等々、巨大な資金でトレードがされている同じ土俵の上で、いかに資金を減らさないようにするのかを考えなければなりません。

損益はエントリータイミングで大きく左右されることは言うまでもないことで、漠然とした判断で売り買いをすることは危険です。

ほぼ負けます。

まあ負けます。

こうだろう、こうなってくれ……

これはギャンブル思考です。
長期目線でみたとき、ギャンブル思考で勝ち続けることは極めて難しいでしょう。

この章をまとめると、
トレードは心理ゲームであり、たとえテクニカルだけでないとしても、FXというのは売られてる、買われているが織りなすチャート(パターン)を分析して判断材料を見つけ、優位性の高いエントリーポイントを探していくもの、となります。

大衆心理! 売りと買いの攻防

繰り返しになりますが、相場は大衆心理がうごめいています。

資産を増やしたい。
マイナスで終わりたくない。

人の欲、負けたくないという恐怖から生まれる様々な心理が働きます。

葛藤があります。

そんな思いでエントリーが繰り返されています。

そして買いたいひとが多ければ値は上に動き、売りたい人が多ければ下に動いていきます。

もはや値動きが人々の思いであることがわかりますね

では、値が動かないというときは相場で何が起きているのか。

それは売りと買いの攻防です。

力は拮抗していて、レンジ相場を作ります

売り買いの攻防が起きる理由はいくつかありますが、そのひとつとして、大衆が意識するライン(水平ラインやトレンドライン、フィボナッチリトレースメントの38.2%や61.8%であるとか・・・)があるところは売り買い力が拮抗することが多いです。

また売り買いの攻防が起きることでフラッグやペナントといったチャートパターンを作り出します

FXチャートパターンとは? まずはこれだけを覚えよう6選!
チャートパターンには様々な種類があります。これだけおさえておけばという、チャートパターン6つを紹介します。あくまでも判断の目安ということになるのですが、必ずこうである、ではないにしても、優位性の高い判断を可能にするための重要な材料、であることは間違いありません。

次は攻防の決着についてです。

大衆心理! 売りと買いの決着

売りと買いに決着がついたとき、値は大きく動き出します。
これはあまり多くの説明はいらないでしょうか。

売り買いの攻防により三角持ち合いが形成されています。
小競り合いが続き、そしてラインを上抜けたところで大きく動き出しました。

売り買いの攻防に決着がついた相場の動きになるわけですが、この局面でのエントリーポイントは、トレーダーによって意見が分かれるところではあると思ます。

狙うはブレイクポイントか、一度押し目を作って(戻してきて)からのポイントか。

ただ、ブレイクエントリーは騙しの危険があるので注意が必要です。

長い上ヒゲを作ってそのまま急落していくなんてことは、よくあることですから

これは上位足の状況にもよります。

一概にどちらが正しいというものではありませんが、前述したように押し目を待ってのエントリーが無難であると思っています。

エントリーポイントの解説もまた別の機会でできればと思っています。



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まとめ

買いたい人たちがいる。
売りたいひとたちがいる。

FXは思惑の集合体です。

トレーダーの心理によってチャートが作られていくというお話をしました。

値動きが人々の思いである、ということです。

損益は売り買りのタイミングで大きく左右されます。

漠然とした判断では勝てません。

ギャンブル思考で勝ち続けることは難しく、チャートを分析して優位性の高いエントリーを続けなければならないことをお伝えしました。

売りと買いの攻防が続けば続くほど、決着がついたとき大きく値は動きます。

買いに軍配が上がれば、上昇していきます。

FXで継続して勝つために、大衆心理がどのようにチャートに反映されるのかはとても重要です。

しっかりと身に付けていきたいですね。

成功に向かって、頑張りましょう。


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