FX様子見? 何もしない? ノートレードの重要性を解説! 

プライスアクション

たとえルールに沿ったサインが出ていたとしてもエントリーはしない、様子見の局面というものがあります。

たとえば、5分足で絶好の押し目買いポイントだったとしても上位足では天井圏、抵抗帯もあって上に行かない可能性が高いと判断できる場合、ここでの買いはリスクがあります。

トレードというのは、ここなら勝てる、と判断できるポイントでのエントリーが鉄則です。

そもそも〝だろう〟買い、〝だろう〟売りはしないはずです。

今回は、『ノートレードの意味』をテーマにお話しします。

この記事で解決してもらいたいことは以下になります。

エントリーができそうか(勝てそうか)の判断材料を増やしたい
エントリーができそうか(勝てそうか)を見極めて勝率を上げたい

では、よろしくお願いします。

高値(安値)をブレイクしたときは!?

結論から言って、高値(安値)ブレイクは様子見としています。

ブレイクエントリーを苦手としていることもその理由ですが、とても危険な匂いがするわけです。

これまでに天井、天底を掴まされたことは数知れず、どれだけ泣いてきたことでしょう……

と、個人的なことはいいとして

高値(安値)ブレイクが様子見の理由は、ボラティリティの判断がつかないから、です。

どんどん伸びていくにしても、どーんと直線的に伸びてすぐに反転してくるにしても、終わってみなければ、ボラティリティのある上昇だったのか、ダマしの瞬間的な上昇だったのかがわからないのです。

「ここでエントリーしていれば勝てたのに~」

「エントリーした途端に反転していったよ~含み益もまったくなしだあ~」

どこまで伸びるのか、という予測を立てるよりは、どこで反転するだろうかと警戒する方が負けない確率を上げると思っています。

 いつ反転するかわからない
  ↓
 おっかないからエントリーできない
  ↓
 だから高値(安値)ブレイクは様子見する。

それでいいのです。

もし、伸び続けて予測が立てづらいと思ったら、その日はノートレードで終えましょう。

早く寝て、明日に備えましょう。



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重要な指標発表や要人発言があるときは!

重要度の高い指標発表および要人発言の前後は様子見です。

これはルールに取り入れることをお勧めします。

というか、取り入れましょう。

ポジションを保有しているのなら、決済すべきだと思っています。
ここでの保有はギャンブルになってしまいますから。

一瞬のうちに急騰、急落して、とても痛い目にあった経験はあるのではないでしょうか。
そんなときは収拾不能の状況に陥っていたはずです。

発表の時間はわかっているわけですから、どんと構えて「さあ、どう動くのかな?」と余裕を持って見ていましょう。

値動きが落ついてからの方が予測は当然立てやすいですし、やはり危険は少ないです。

重要度の高い発表がある時間は夏時間であれば欧州時間の16:00、ニューヨーク時間なら21:30が多いですかね。

指標を毎朝チェックすることをルールに取り入れ、ルーティンとしましょう。

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要人発言や選挙などのイベントの日など、ときには長時間に渡って値が伸び続けるなど、まったく予測が立てられなときがあります。

欲は押さえて値動きを見守る、
こんな日はノートレードでいいです。

上位足と下位足の状況が乖離したときは

上位足では、たとえば押し目の局面であるのに、エントリ―ポイントを探す下位足では売りのサインが出ているという、とても悩ましい状況があります。

これこそが、〝自分がエントリーした途端に思惑と反対に値が動いていく現象〟です。だれかに見られていて、操作されているのではないのかという、あの有名な思い込みの原因となるものです。

このように上位足と下位足の状況がかけ離れた状況であれば、様子見です。

そして合致しない状況が続くようであれば、その日はノートレードです。

上位足で売りと買いが拮抗して膠着状態、小競り合い真っ只中であれば、同じように下位足でエントリーのサインがあったとしても様子見が無難です。

まあ、ほぼ負けます

とても痛い目を見ます

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どちらかに動き出して、トレンドが出てくるまで様子見して、その日はノートレードでもいいでしょう。

まとめ

トレードにおいて、エントリーを様子見した方がいい局面があります。

以下の流れで見てきました。

・高値(安値)をブレイクしたときは!
・重要な指標発表や要人発言があるときは!
・上位足と下位足の状況が乖離したときは!

ここはエントリーができそうか(勝てそうか)の判断材料はなるべく多い方が当然いいですよね。

勝率も上げていきたいわけですから。

とにかく、ノートレードの日があって全然いいのです。

むしろそれが自然です。

成功に向かって、頑張りましょう。

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