FX 損切りはどうして必要なの? 勝つために負けることも大切!

利確・損切り

トレードを続けていると、必ずと言っていいほど損切りになる局面があります。

そもそもの話、なぜ損切りをしないの? ということへの言及にもなる話をさせてもらいます。

損切りをしないということをどう捉えればいいのか。

損切りをすることがない、したことがないというのは、負けトレードがないということになるわけですよね。

もし、損切りをすることがなく勝ち続けている手法をお持ちで、「文字通り負けないのだ」という方には申し訳ありませんが……。

今回は、「損切りをするということ」をテーマにお話しします。

この記事で解決してもらいたいことは以下になります。

損切りは常にあるものだとして平常心を保つ
損を許容したトレード戦術を知る

では、よろしくお願いします。

損切りができなければFXは勝てない

資金管理、そして損切りができなければ、いくら優位性の高い手法を習得してもいつまでも勝てないですよ!

これはよく言われていることです。

あらためて考えてみましょう。

損切りができないとは、どう意味なのでしょうか。

買いでポジションを持っているとします。
ストップロスを入れていません。

思惑と逆に相場が動けば動くほどマイナス幅が膨れ上がります。
相場は波動です。
戻してくることもあるでしょう。

期待を込めて、チャートに縋り付きます。
それでもあれよあれよと含み損が膨らみます。

 どうして止まらない!?
 いつまで下がっていくんだ!?

もちろん最後には強制ロスカットで終了になります。
口座破綻です。

1回の大損で相場から退場です。

単月ではもはや取り戻せない金額になっていることでしょう。

もちろん、繰り返しになりますが相場は波動です。

戻してきて含み益に転換していく場合もあります。

しかしながら、損切りできず塩漬けになって、大きな含み損を抱えた場合、そうなることはほぼありません。

いい調子で戻ってきて含み損が減って一喜一憂。
すぐに裏切られるかのようにまた反転。

 せっかくここまで戻ってきたのに~!

これではFXを続けていけませんね

資金的にも精神的にもどこかで破綻しますよ

とにかく理屈抜きで、
損切りをしない、できないは、道理的にあり得ないのだ!
と理解することから始めなければ、です。

損切りができずに塩漬けになってしまうと、まずもってFXでは勝てません。

メンタルの問題でもあるのすが、意思が弱いとか、そういうことにしていても解決しないのです。

メンタルが弱いからFXで勝てないんだと結論付けているのだとしたら、そこから先へは進めません。

自ら損と決めて、このエントリーは負けだと認めることの痛みをどうにかできないか、その克服が大きな課題であることを重々承知で、この記事を書いています。

含み損の考え方

戦術において、ひとまず撤退して体制を整え、また攻撃に転じる、というのがあります。

まさにFXトレードとはそういうものであると思っています。

勝つために負けることは世の常としてあり、それは仕事、スポーツ、恋愛など様々なシーンに当て嵌まりまるのではないでしょうか。

まずは負けを認めて自分に何が足りないのか、次に勝つためにいま何をすべきなのか考える時間を作れるかどうかで天と地との差になって表れてくるものです。

おそらくは、それは頭ではわかっていることなのだと思います。

しかしながら実践しようとする心の動き、頭が下す判断は、想像を絶するくらい思うようにはなりません。

どうしてなのでしょうか。

もしかすると医学的、心理学的に解明できることはあるのかもしれません。

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負けることを1ミリのストレスなくして実行できる方法があるとして、

たとえば、
鼻をつまんで息を止めて水を飲めば……とか

FXでいうところの一旦切ってから戻るのを待つ、ということを知るには、いえ、心がそれを認めるようになるにはどうすればいいのか。

含み損は勝つためにどうしても抱えなければならないリスクです。同時に、抱え続けてはいけないリスクです。

FXはスプレッドがあります。

つまり手数料分は引かれたマイナス、含み損を抱えてのスタートになります。

これはルールです。
避けては通れません。

だから、抱えなければならないリスクです。

損切りをせず、塩漬けになった含み損は抱えてはいけません。

エントリーをする前にプランを練ります。

シナリオを立てます。

想定の動きになってエントリーとなります。

思惑とは逆に動いた場合、たとえば〇〇Pipsで損切りするというルールなのであれば、含み損を抱えるのはそこまでです。

損を確定するという行為は、とてつもない痛みが伴います。

精神的なダメージも計り知れないものがあります。

だけど、でも、

勝つために負ける

のです。

平常心を保つ!

続きです。

損が確定したことを悔しがらない!
その必要はない!

言うのは簡単です。

しかし、とても重要なことです。

負けた後、資産減は当然確定します。

焦ります。
腹が立ちます。
とにかく落ち着かなくなります。

感情的になって、あり得ないようなところであり得ないエントリーをしてしまいます。

そうして、悲しいほどの負けエントリーが繰り返されます。

そして……。

みなまで言わないで!

そんな声が聞こえてきそう

唯一無二の解決策は、平常心を保つことです。

またこれも、言うのは簡単です。

ですが、頭では理解しているはずなんです。

取り乱して冷静さを欠き、そしてエントリーした結果がいいものであるはずがない、と。

何度もいいます。
頭ではわかっています。
理解しています。

では、どうすればいいのか。

どうすれば負けても冷静でいられるのか。

平常心を保っていられるのか。

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その答えは、

資金管理をしっかりおこなったうえで、何回も負けましょう、

です。

これ以外に方法はないかもしれないと、そんなところにも行き着くのです。

経験を積み上げる、ということに他ならないのです。

鼻をつまんで息を止めて水を飲めば……

そんな方法はないのですから。

痛みに慣れるということになるでしょうか。

もう一度いいますが、資金管理をしっかりおこなったうえで、です。

平常心が保たれていないから、冷静でいれなかったから、負けた分を少しでも早く取り返そうとロットを大きくしてエントリーしてしまった……。

これだけはないように徹底です。

証拠金に見合ったポジションサイズ(あるいは自信がないのならさらに小ロット)でエントリーしましょう。
(※もちろん、自分のルールに自信が持てるようになるまでデモトレードを繰り返す、は当然ありです。むしろそうしましょう。)



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まとめ

損切りができなければ、いくら優位性の高い手法を習得しても、いつまでも勝てないということをお伝えしました。

道理的に損切りができないことはあり得ないのだ、と理屈抜きに理解しましょう。

次に、ひとまず撤退して体制を整えてからまた攻撃に転じる、まさにトレードとはそういうものであるということをお話しました。

勝つために負ける、です。

最後に、損の確定のたびに悔しがらない! その必要はない!

唯一無二の解決策は、平常心を保つこと!

金管理をしっかりおこなったうえで、何回も負けましょう、という半ば強引(少し乱暴でしょうか?)な話もさせてもらいました。

成功に向かって、頑張りましょう。


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