FXエントリーするとなぜ逆行? 思惑とおりにならない理由を解説!

プライスアクション

含み益が1ミリもなく、ひたすら損切りの設定ラインへまっしぐら!

心身ともに、かなり辛い場面です。

FXはスプレッドというものがあって、エントリーした瞬間は含み損が発生します。

マイナスからのスタートだとわかっていても、少しの含み益も出てくれずに連敗するとき(ドローダウン)は、叫びたくもなります。

たとえば買いポジションをもっているとき、上がってもいかず下がってもいかず……
やがて力尽きたように急落。

「もう煮るなり焼くなりすきにしてくれ~!」です。

今回は、思惑とは逆に動いていく値動き、をテーマにお話ししたいと思います。

この記事で解決してもらいたいことは以下になります。

上がっていかない、下がっていかない理由を知る
飛び乗り失敗エントリーを減らす

損を確定できない辛さ、資産が見る間に減っていく恐怖が意識に刻まれてしまう……。
この負のループを打破しなければ勝てるトレーダーにはなれません。

では、よろしくお願いします。

逆行? 止められる理由はどこにある?

エントリーした途端に逆行する、その理由を考えてみましょう。

たとえば、多くのトレーダ―が意識しているラインの引けるところだった、があります。

水平ラインやトレンドラインを引いたり、フィボナッチリトレースメント38.2%や61.8%ラインを重要視したりと、とにかくラインは大事です。

やはりそこでは、上昇(下降)が止められて転換する、が起こるからです。

止められる理由はここですよね
まさに〝止まるところ〟というわけで

エントリーポイントが転換点だったら、思惑と逆に動いていくことは必至です。

そこから価格が大きく動こうものなら、あっという間の損切りへ、という構図になります。

FXは世界中のトレーダーが参加しています。

多くのトレーダーが意識するラインを見極めるスキル、が必要になってくることは言うまでもありません。

止められる理由を考え、どこであるのかを探す練習を繰り返す。

それがスキル向上に欠かせないことですし、巡行していく優位性のあるエントリーポイントを見つける近道です。

過去チャートと睨めっこして、止められている場所を探してみましょう。

止められない側に回るためにも、ですね。

逆行? 買い手、売り手の勢いが逆転するとき

どうして思惑と逆に動いていくのかを考えるとき、これは避けて通ってはいけません、という話です。

上昇トレンドに乗って買いエントリーしたが逆行した……
これは直近高値付近でのエントリーで、もはや売りへの転換が始まっていた可能性が極めて高いです。

買いと売りの逆転が始まっていたということですね。

ライン付近では世界中のトレーダーが注目しています。

注目されるということは、注文も多く入ってきます。

反発を見込んだ逆張りの注文であったり、反発しそうだからもうここで利確しよう、という決済注文であったりです。

たとえば上昇での話……
逆張り売り注文利確のための売りの決済注文が増えるところ当然に上昇の勢いは止められ、下降してきます。

こういうところです。

まだまだ伸びていくだろうと買ってしまうと〝思惑と逆行〟ということになるわけです。

どうしてエントリーすると止められ、そのまま逆行していくのか……。

そうですね。
買い手、売り手の勢いが逆転するときを知ることができれば、飛び乗りは格段に減って、勝率は上がっていきます。

もう上がらない。もう下がらない。

以前にお伝えしましたが、相場の本質は上がったら下がる、下がったら上がるです。
上がる下がるの転換場所では、売りと買いの攻防が繰り広げられています。

たとえばこれ以上、もう上がらないという場所では、当り前ですが、もう上がらないのだから下がります。
だから売りエントリーをするのです。

もちろん、カチッと決まった場所で下がってくるわけではありません。

相場参加者による思惑が蠢いている結果がチャートに表れているのですから、その判断は難しいところです。

とにかく、買い(上がると思っている)勢力が強ければ価格は上昇するわけですし、売り(下がると思っている)勢力が強ければ価格は下降していくわけです。

この2つの勢力が拮抗したとき、上昇(下降)は止まり、バラスンが逆転したとき、逆行が始まります。

下記は、もう上がらないと判断できる例になります。
参考までにご覧ください。

私たち個人投資家とっては、大衆についていくのがもっともリスクが少ない行動です。

もちろん、だからといって飛び乗ればいいという話ではなく、ここからこっちに動き出す、という初動に乗りたいところです。

上記のような場面で、5分足で売りのエントリーポイントを探す場合、まだ上昇していくだろう判断をしてしまった買いエントリーの損切りや利益確定の撤退、そういった決済注文が多く入り、価格が下がっていくところで飛び乗るのは注意が必要だということです。

過去チャートで図のような場所を1時間足、もしくは4時間足で探してみてください。

そこから5分足に落とし込んで、どのタイミングでエントリーをすればベストなのかを検証してください。

毎日の相場が勉強の場です。
土曜日、日曜日の相場が動かないときも勉強はできます。

少しでも多くの引き出しを作っていきましょう。



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まとめ

エントリーした途端に逆行する理由を考えました。

水平ラインやトレンドライン等、流れが変わるポイントがあり、そこに止められる理由があります。

思惑と逆に動いてしまう……。
上昇トレンドに乗って買いエントリーしたが逆行した。これは、買いと売りの逆転が始まっていた可能性が高いということでした。

そして、もう上がらない(下がらない)という場所で売り(買い)エントリーをする、これがもっともリスクが低く、やはりそのためには買い勢力、売り勢力のパワーバランスを見極めなければなりません。

過去チャートで練習を重ねてください。
最強の勉強教材です。

成功に向かって、頑張りましょう。

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