仮想通貨のことは興味もあって知りたいのだけど、始めるにも不安だし、そもそもよくわからないと思っている方は多いのではないでしょうか。
今回は、リスクが低いと言われている仮想通貨の〝積立投資〟についてお話します。
この記事はこんな方におすすめです。
・仮想通貨を始めてみようと思っている
・リスクの少ない方法を探している
積立投資の始め方、メリット・デメリットを解説しているので参考にしてみてください。
では、よろしくお願いします。
仮想通貨の積立投資とは?
そもそも仮想通貨とはどういう通貨であるのか。
ここでは簡単に。
仮想通貨とは暗号化技術を使って生成され、取引や保有が分散型のデジタル通貨、になります。
通常の法定通貨とは異なり、中央銀行や政府が発行することはありません。
代わりに、ブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳技術を使って、ネットワーク上の複数のノードが取引情報を確認・承認し、取引の透明性とセキュリティを確保しています。
ブロックチェーンについては、以下の記事でも触れているので参考までにご覧ください。
以下は、仮想通貨について書かれた書籍です。
もっと詳細に仮想通貨を知りたい方は確認してみてください。
さて、本題です。
仮想通貨の積立投資とは、定期的に一定額を仮想通貨に投資することで、長期的な資産形成を目指す投資方法のことです。
そのままだな……
毎月もしくは毎週、またあるいは特定の日に、一定の金額を仮想通貨に自動的に投資します。
利用するには仮想通貨取引所の口座を開設しなければなりません。
ちなみに、私が利用しているのは、「Coincheck(コインチェック)」です。
定期的に、そして自動的に資金を引き落として仮想通貨を購入し、投資額を分散化するドルコスト平均法を採用しているのが一般的です。
意味>
毎月など定期的に、同じ「購入額」(1万円など)で買い付ける方法。ドルコスト平均法。解説>
日本証券業協会「投資の時間」より
値上がり・値下がりする株式や投資信託の購入単価を下げるために定期的に一定金額ずつ買い付ける方法。購入時期を分散することで価格変動リスクを低減させる効果がある。定期的に一定額を投資すると、株価が安いときは多く、株価が高いときは少ない株数を購入することになり、結果として1株当たりの購入価格は平均化されます。
取引所によって異なるのですが引き落としが毎日、毎週、毎月などから選択可能だということと、購入金額も設定できます。
たとえば毎回1,000円ずつ、であるとか。
複数回に分けての購入、1回あたりの購入金額は少額と、リスクを最小限に抑えられるので仮想通貨を始めるには、お勧めできる投資方法です。
次はメリット、デメリットを見ていきましょう。
仮想通貨の積立投資のメリットとデメリット
仮想通貨の積立投資には、以下のようなメリットがあります。
①ドルコスト平均法の効果が期待できる
②資産形成に向いている
③手軽に始められる
④ほったらかし運用
①ドルコスト平均法の効果が期待できる
繰り返しになりますが、定期的な投資を行うことで市場の価格変動による影響を受けづらく、長期的な投資に向いています。
②資産形成に向いている:
仮想通貨の長期的な価値上昇を期待できるため、積立投資によって将来的な資産形成を目指すことができます。
③手軽に始められる:
多くの仮想通貨取引所が積立投資機能を提供しており、手軽に始めることができます。
④ほったらかし運用:
手間や時間をかけずに運用できます。
設定した頻度と金額で自動買付が行われ、自分で売買注文を出す必要がないので手間がかかりません。
忙しい人にはいいですね。
一方で、仮想通貨の積立投資には以下のようなリスクが存在します。
デメリットを見ていきましょう。
①元本保証されているわけではない
②取引所リスク
③価格変動リスク
①元本保証されているわけではない
ドルコスト平均法による積立投資は、比較的リスクが少ない手法ではあるものの、元本保証されているわけではないことは意識しておきましょう。
②取引所リスク
取引所によっては、サービスの停止やセキュリティ上の問題が発生することがあります。
③価格変動リスク
価格の急激な変動では、積立投資をしていても損失を被る可能性はあります。
平均的な購入価格より値が下がっているときに売却すると、
損失が発生……ですね
仮想通貨の積立は投資額や投資期間、投資対象などを考慮して行うことが大切になってきます。
どの投資にも言えることですが、リスクを十分に理解した上で、ですね。
仮想通貨の積立投資の始め方
仮想通貨の積立投資の始め方について、その手順、流れを確認していきましょう。
仮想通貨取引所を選ぶ
仮想通貨の積立投資を行うには、まず取引所を選ぶ必要があります。
国内外の多くの取引所が積立投資機能を提供しています。
アカウントを開設する
取引所にアカウントを作成します。
アカウント作成には、メールアドレスや電話番号、本人確認書類などが必要です。
送金口座を登録する
引落口座として希望される金融機関を選択して口座を登録します。
登録できる銀行口座や決済方法は、取引所によって異なるので確認が必要です。
ちなみに私が利用しているCoincheckは、
法人の場合は「楽天銀行」、「住信SBIネット銀行」、「GMOあおぞらネット銀行」、「PayPay銀行」の4行からしか選択できません。
積立投資プランを選ぶ
積立投資プランを選びます。
毎月の積立金額、投資期間、投資対象通貨などを設定します。
設定内容によって、積立投資の回数や手数料、自動売買なども変わってきます。
以上が、仮想通貨の積立投資を始める手順になります。
取引所によって規約や手数料の違いがありますし、リスク等については事前に確認してから始めるようにしましょう。
まとめ
仮想通貨の積立投資は、定期的に資金を引き落として仮想通貨を購入します。
投資額を分散化するドルコスト平均法を採用していることが一般的でした。
複数回に分けての購入、1回あたりの購入金額が少額と、リスクを最小限に抑えられるのが特徴であり、仮想通貨を始めるにはお勧めできる投資方法です。
もちろんリスクを十分に理解した上で、投資額や投資期間、投資対象などを考慮して行うことが大切です。 手間いらずではありますが、積立投資を始める前に必ず、取引所の規約や手数料、リスク等について確認しましょう。
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