FXの手法とは? 月間収支をプラスにもっていく秘策はあるのか!?

手法

手法がどこかに落ちていないか……。

勝てない! どうしても月間収支がプラスにならない!

「どこかに必ず勝てる方法があるはずだ! だ、だって、〇ヶ月で資産が〇倍になったとか、〇年で資産を〇億にしたとか、そんな文言を目にするじゃないか!」

今回は、『そもそも手法とはなんだろうか』、というテーマでお話しします。

この記事で解決してもらいたいことは以下になります。

自分ルールを作ることの重要性を知る
裁量トレードとの関連を知る
手法(ロジック)だけに頼らない意識を持つ

では、よろしくお願いします。

手法とはなんだろう?

手法とはなんでしょうか。

もし、手法とはトレードをするうえで決まりきった方法のこと、と考えているのであれば、それは間違いだと言わざるを得ないです。

手法とは探し求めるもではなく自分で作り出すものだと思っています。

決まりきったルールの基で相場に向き合い、判断して、トレードしていくことができる方法論が手法ではないか、と。

つまり、
手法とは決まりきったルールを遂行していくための、ひとつひとつの判断基準の集合体である
と言えるのだと思います。

うーん

わかりにくいですよね……

人に自分のトレードを説明するうえで、便宜上〝手法〟と呼ぶことがあります。

たとえば、

「ここでエントリーした根拠はなんですか?」と聞かれた場合、

「僕は移動平均線に基づいたルールでトレードをしているのですが」と前置きして、「ルールに基づいて引いたラインを反発して作られた押し安値からのエントリー手法で、ここではロングエントリーしました」というような、おおよそ、そんな説明になります。

ここで〝手法〟という言葉を使っています。

とにかく、
ただ決まりきったことをするのではなく、決まりきったルールに則って、その時の値動きを見て、これからどう動いていくかを想定し、エントリーするのか様子見なのか、最終判断に至るまでの方法論が手法ということです。

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まだ漠然としていると思います。

次に、裁量トレードについて、です。

手法と裁量トレード

「裁量」とは個々の判断で対応、処理していくことです。

FXに置き換えるなら、どのインディケーターを駆使するのか、どこになんの根拠でラインを引くのか、最終的にエントリーするのか、様子見なのかすべて自己判断、結果の責任を負うことになります。

では「手法」というと、ルール通りに機械的に判断(どうして、ここで買い方向でのエントリーになるのだろうなどと考えすらしない)、やはり最終的にエントリーするのか、様子見なのか、になります。

わかってきたような……

最終的な判断は自分であるのだから「手法」といったところで、そのルールを使うのも、だめだこの手法は、と投げちゃうのも自己の判断です。

つまり、裁量です。

たとえば手法Aというものがあり、このラインをブレイクして、この移動平均線を上に抜けてきたからエントリーという、機械的に考えることができる手法だったとします。

それでも最後の最後に注文をクリックするのは自分自身で、結果がどうなろうと自己責任です。

さて、どれだけよい「手法」に出会っても、学んでも、自己判断がある以上それが裁量であるなら、感情がついて回ります。

当たり前です。自動決済ではないのですから。

一切の感情を入れず、思惑とは逆に値が動いていってもまったく動じず、それこそ機械のように淡々と利確、損切りができるものではありません。

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最後に、手法だけに頼ることがどういったことを招くのか、についてお話しします。

手法(そのロジック)だけに頼らない

決まりきったことをただ繰り返していても、相場の本質はいつまで経っても理解できることはないでしょうし、ゼロサムゲームである相場の世界で生き抜くことはできません。

そんなことはわかってるんですよね……

しかし、厳しい世界に身を置いていることを認識できていれば、手法(そのロジック)だけに頼るということがどれだけ危険で、成功に遠のいて行っていることがわかるはずです。

魔法のステッキをもって呪文を呟けば、誰もが同じ結果になって資産はどんどん増えていく……。

そんなもの、ないです。

それでも、だって勝てないんだから、何かないのか、どこかにあるはずだろう、そこか、いや、あそこか、とステッキを探し彷徨っているのだと思います。

巷で売られてる教材は、魔法のステッキではありません。魔法のステッキが付録で貰えるわけでもなく、教材に魔法のステッキの使い方が書かれいるわけでもないです。

文字通りの〝教材〟です。FXがどういうものかを知る〝教材〟なのです。

そして、その教材から教わるのは〝手法〟で、勝つ方法を学ぶのです。

矛盾していること、言っていますか?

手法(そのロジック)だけに頼るのは危険だが、成功するために学ばなければいけないのは、勝つ方法、つまり手法(そのロジック)と言っています。

相場の本質を知り、FXで成功するためには、教材から教わるのが早いです。

そして経験上、いくつもの教材で勉強するよりも、ひとつを深く突き詰めて勉強する方が近道のように思います。

FXで成功する方法、つまり成功へのアプロ―とでも言うのでしょうか、それは幾通りもあります。

たとえばボリンジャーバンドを駆使して分析する人もいれば、移動平均線を使って分析する人もいます。

しかし、相場の本質は、捉え方の違いこそあれど、ひとつです。

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どうか、裁量トレードができるようになるために、手法を学んでください。

裁量トレードができるようになるということは、相場の本質を知っている、ということと同義だと私は思っています。



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まとめ

手法がそもそもどういう定義であるのか、ということを考えてみました。

FXは機械的にできるものではなく、裁量によるものである、と。

どうしても勝てなくて、深い森を抜けられない状態でいるとき、藁をもつかむ思いでだれでも勝てると謳われる手法(魔法のステッキ)を探してしまいます。

魔法のステッキを使って、だれもがFXで成功できるものではない、ということをお話しました。

FXで成功する近道として、ひとつの教材に絞り、その教材が教える手法学び、裁量トレードを習得することをお勧めします。

成功に向かって、頑張りましょう。


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