FXを続けていくうえで、そして安定した収益を上げ続けるうえで、付き合ってはならない人たちがいます。
それは、
大罪悪の権化たち、
です。
今回は、『勝てるトレーダーになるためにも〝さようなら〟をしなければならない権化たち6人』についてお話しします。
この記事で解決してもらいたいことは以下になります。
・自分は大罪悪の権化とずっと一緒にいる、と認識をしてトレードを見直す
・相場に対する迷い、恐怖といった感情の軽減
・無駄なエントリーを減らして勝率を上げていく
では、よろしくお願いします。
トレードにおける罪とは?
まず、トレードをするうえでの〝罪〟とはなんでしょうか。
ましてや大罪などと……。
トレードは迷いとの戦いといっても過言ではないと思っています。
そして、打ち勝っていかなければなりません。
しかし、一度迷宮に引きずり込まれると、もう何がなんだかわからなくなります。
何をどう考え、これからどうしていけばいいのかも見失いそうになります。
自分がおかしくなったのではないかとさえ思え、それはもう尋常ではない落ち込み度です。
迷宮に誘う感情、‟強欲〟こそがトレードにおける罪、
と私は思っています。
エントリーするとき、利確するとき、損切りをするとき、
そして、様子見でまつとき……。
これらの判断をしなければならない場面で、‶あの人たち〟は物音ひとつ立てずに忍び寄ってきます。
次に紹介する ‶ 人たち 〟 は不安、恐怖、迷いなど、そういった負の感情を餌に人の心に巣食います。
大罪悪の権化たちを紹介!
では、 ‶ ひとり 〟 ずつ見ていきましょう。
この人が出張ってくると、もう無茶苦茶になります。
なんせ、まともな精神状態ではいられなくなっているので、やたらめったらとエントリーします。
ポジポジ病にも似ているところはありますが、瞬発力をもって感情を破壊するので、どこかで冷静に戻れたとき、冷めるのも瞬時で、一旦は立ち去ってくれます。
そういう意味では、ポジションを持っていないと落ち着かない、少しでも多くエントリーをしたいという症状のポジポジ病とは違うのかな、と。
大将に居座られているときはもちろん、分析などまともにできません。
ぶっこわれていますから!
「また含み益がないままに損切りなってしまった~!」
そうです。この人の誘惑に負けているからですね。
「さあそこで、ぽちっとエントリーしてください」と最高の笑顔で誘ってきます。
誘惑に飛び乗ってしまいます。そして後悔の念に苛まれながら、損切りに向かうのをただ呆然と立ち尽くして見ているしかなくなります。
冷静に相場を見れていない証拠です。
しかし、俯瞰して、ここは伸びた先っぽではないかと、誘惑を振り切って踏み止まることができれば、勝機は見えてきます。
この人も誘惑美人女将と性質が似ていて、彼女が現れると、思惑とは逆の方向に向かっていく値動きを、髪の毛を掻き毟って見ているだけになります。
あとひとつローソク足の確定をまっていれば、あと数秒様子を見ていれば……、
エントリーもしなかったのに! あっという間の損切りにもならずに済んだのに!
耐え難い後悔に、押し潰されそうになります。
まつ、まつ、まつ、まつ、まつ・・・・・・・・・まつ、まつ、まつ、です。
ほんとにやばい人です。憑りつかれ続ければ、まっているのは相場からの撤退です。
この人に憑りつかれたら、振り払うのにとても強い精神力が必要になります。苦しみや痛みが伴います。
どんどん膨れ上がる含み損!
そして辿り着く強制ロスカット!
少額から再スタートして、1からこつこつと利益を積み上げても、また、この人はやってきます。
どうか強い意思で退けてください。
この丁稚は、マルチタイムフレーム分析、プライスアクションをしっかり学べば、早くにも撤退してくれます。
知識が身に付くというより経験値が増えていくほど、この丁稚は姿を見せなくなります。相場を見る時間が増えれば増えるほどです。
買い勢力がある……。売り勢力がある……。
俯瞰して相場を眺めることができれば……。
売り買いの勢力バランスを、焦らず、分析する、です。
日々の勉強、経験を重ねていくことで、見習い小僧は退散してくれますが、判断を躊躇するのは過去の失敗経験からくることもあって、経験則が無駄な躊躇を生むという負ループに陥ってしまいがちです。
でもやはり、躊躇を極力なくすには勉強と経験しかありません。
成功体験を少しずつ増やしていくことで、見習い小僧とはさよならをしましょう。
権化たちと向き合うことから始める!
紹介した人たちは、もちろんトレーダーのあるあるだとも思っています。
いずれにしても克服するためには、権化たちと言う名の、自分の中にある強欲と向き合うことから始めなければなりません。
この人たちがいつでも視界に入るようにしておくのもいいかもしれませんね。
目を背けて、トレード技術が上がっていくことはないですから。
すでにさよならをしている権化もいると思いますので、6人すべてと向き合うこともないでしょうが。
ひとつずつ潰していってください。
打ち勝っていってください。
その度に、勝率は上がっていきます。
これまでとは比べものにならないほど、ストレスは軽減されます。
不安や恐怖も、どうしてあれほど胸に蔓延っていたのだろうかと、はたと気づくときがくるでしょう。
繰り返します。
まずは、向き合ってください。
まとめ
FXを続けていくうえで、そして安定した収益を上げ続けるうえで、付き合ってはならない人たちを紹介しました。
6人の大罪悪の権化たちです。
さようならをしなければ、勝てるトレーダーになれないというお話です。
イラストにして具現化することで、ひとつずつ潰していこうという思いがありました。
「言われてみれば、このひとたちずっと一緒にいるよな」と思うのであれば、これからのトレードを見直していきましょう。もちろんまずは、向き合うことが大事です。
権化たちに打ち勝って、ストレスを軽減し、そして勝率が上げていきたいものですね。
成功に向かって、頑張りましょう。
コメント