FXプロスペクト理論とはなに? だれもが損をしたくない!

メンタル・マインド

いまある感情、心理状態が意思決定、行動に影響を与えることは言うまでもありません。

そしてそれが負の方向に働いて、自分でもどうしてこのような判断をしてしまったのかと、その不合理さはこれまでも経験してきたことと思います。

  どうして流されてしまうのか……。

今回は、プロスペクト理論についてお話ししたいと思います。

この記事で解決してもらいたいことは以下になります。

自ら負ける行動はとりたくない
ギャンブル思考を排除したい
プロスペクト理論を克服して無駄な行動を防ぎたい

人は得た喜びより、失った苦しみ、痛みが先に立つ生き物です。
FXで勝ち組みに入るには、このことを認め、受け入れることから始めなければなりません。

では、よろしくお願いします。

プロスペクト理論とは?

私は損をしたくはありません。後悔もしたくないです。
この感情は、私だけに限ったことではないですよね。

プロスペクト理論というものを知るうえで、損をしたくない、負けを認めたくないという感情こそがその理論である、と理解することから始めます。
負けたくないからとるその行動を選択してしまう心理、
ということです。

損をしたくないから、
 このロットサイズでエントリーして大丈夫だろうか。
 ここでエントリーして思惑の逆に動いたらどうしよう。
と、感情は揺れ動きます。

負けを認めたくないから、
 損切りラインにかかってしまいそうだから位置を変えよう。
 まっていれば戻ってきそうだから、損切りせずに保有していよう。
と、ルールを破ります。

損をしたくない、負けを認めたくないとう心理は、無意識の行動を呼んでいます。
意思決定の際に、そのときの選択は計り知れない影響を及ぼすことがあり、向かえる結果が散々なものである場合が極めて多いです。
泣きそうになるくらい多いです。実際泣いたことは数知れず……。

次は、やはりプロスペクト理論の克服なくしてFXの勝ち組にはなれない、についてのお話です。

プロスペクト理論を克服できずにFXで勝てる日はこない!

FXはエントリーしてプラスPipsで決済すれば利益に、マイナスPipsで終われば損益となります。
この当たり前の理屈を前提として勝つ確率、負ける確率を知らなければなりません。

ここを度外視してFXで勝てる日はきません。

プロスペクト理論を克服するには勝つ確率、負ける確率を知ったうえで意思決定をして、行動しなければならない、ということになります。

しかしながら、プロスペクト理論では、たとえばポーカーなどギャンブルに夢中になってしまうその原因や、やめたくて仕方がないのにどうしてもやめれない理由が、この理論に裏付けられています。

FXでたとえるなら、
(金額はロット数にもよるので、ここでは比較的小さいロットでの例えであると予めご理解ください)
損切りできずにズルズルと結果3万円負けたとします。3万円は一度に取り返せるものではないため、途中なんどが勝ちエントリーがあったとしても、また損切りできずに大きな負けが入ってきて、そうしてトータル負け体験が積み重なっていきます。マイナスで終わる苦痛がどんどん蓄積されます。

その結果、どうなるのか?

エントリーしたが負ける
  ↓
負けを取り戻そうと、無駄なエントリーを繰り返す。
  ↓
勝てるときがあっても心は満たされず、まだ無駄なエントリーを繰り返す。
(おそらくは利は早くに確定したい心理が働いて、利小が続いているからです)

そうです。
損をしたくない、負けで終わりたくない(認めない)、の無限の負のループです。
精神は壊れています。

【関連記事】こちらもお読みください。
「FX6つの大罪! 悪の権化たちがいるから迷い、恐怖を克服できない!」

このギャンブル心理が働いているなかで行動を繰り返していても、トータルプラスなど望むべくもないことはおわかりかと思います。

ではどうするのか。

次は私が考える乗り越え方のお話です。

プロスペクト理論の克服方法!

プロスペクト理論なるものを理解したからといって、一体何が氷解されるのでしょうか。
理屈はわかったよ。いや! もうとっくにわかっているんだよ。でも、負のループに陥ってしまうんだよ!

そんな声が聞こえてきそうです。でも、その声は私の内なる声でもありました。
容易く越えられる壁ではありませんでした。まるで反り返るような高い壁でしたから。

しかしながら、辿り着いてみれば、単純なことではありました。
そしてこう思いました。
「まあ、やっぱりこれしかないんだよな」と。

感情に流されない自分を作り上げる・・・・・・・・しかない、というのが結論です。

プロスペクト理論を克服するために必ず越えなければならないこと、壊さなければならないこと、
それは、
負けたときあるいは思惑と逆に向かって負けそうなときの乱れる感情
です。

よく言われている方法が、一度FXから離れましょう、別のことをして気持ちをリフレッシュして、とにかく冷静になりましょう、と……。

それができれば苦労しないっつうの!
と、思いますよね。

もちろん、とても大事なことです。FXに限ったことでありません。仕事が煮詰まって先に進めなくなったときに気持ちの整理は必要不可欠なことでしょう。

ただ、FXに限ったこととして敢えて言うなら、それは難しいです。
よし、そうしよう! 気持ちをリフレッシュしよう!
そう思ってできることではないです。

とりあえずはまず、
冷静になるというのは、やはりとてつもなく大事である、
ということは頭に叩きつけておきましょう。

そして次です。

いま、FXの勉強をしていることと思います。手法を学び検証していることでしょう。

そもそもの話として、FXはギャンブルではありません。
あ、もし、FXで一攫千金を狙うんだ! というギャンブル思考の方は、考えを改めることをお勧めします。もしくは、やめてしまうのがいいかと。

話を戻します。そしてこれが結論の話です。

勝つための手法、それに必要なツールは様々に存在しています。
あれもこれも、目移りしてしまいます。なんせ勝てないのですから。

しかし、です。
学ぶ手法を1つに絞ってください。
過去相場で徹底的にその手法を検証してください。
これであれば月トータルプラスになるぞ、という自信が得られるまで検証を重ねてください。
そしてそれは、資金管理も含めた自分ルールの明確さにも繋がります。

自分ルールを決めていく過程で、決済ルールが定められます。
これが最重要課題です。やたらと手法を勉強すると選択肢が増えて、ここがいつまでもぶれてしまいます。むろん気持ちは不安定で、プロスペクト理論になど到底太刀打ちできるわけもないのです。

どの手法を学ぶにしても、どの師匠から教えを乞うにしても決済ルール、損切りの考え方は享受しているはずです。

プロスペクト理論に立ち向かうためにすることは、
そのルールに則って損切るだけです。
これがプロスペクト理論に打ち勝てる唯一の武器です。

長期的な目線で負けエントリーをただ受け入れるだけです。むしろ淡々と次のトレードに気持ちを切り替えていきます。

そうです。機械的に繰り返していくのです。

とにかく月トータルで勝つことです。

そして最後に、収支とトレード記録(日誌)は必ずつけてください。とくにルールを少しでも逸脱したと思ったトレードであったのなら、後悔を日誌にぶつけてください。損切りになったのなら、なおさらのこと自分の感情を書き綴ってください。

そして、最終的には、
プロスペクト理論など気にもならない自分へと変貌してください。

まとめ

そもそも〝プロスペクト理論〟とはなんでしょうか。

ひとことで言うなら損をしたくはない、負けを認めなくない、がプロスペクト理論になります。

プラス決済で利益に。マイナスで終われば損益に。
プロスペクト理論を克服するには、この至極当然の理屈に則って勝つ確率、負ける確率を知ります。そのうえで意思決定をして、行動しなければなりません。

まずは、学ぶ手法を1つに絞ってください。過去相場で徹底的に検証してください。
これであれば月トータルプラスになるぞ、という武器を身に着けてください。

最重要課題は決済ルールを定めることです。
そのルールに則って損切るだけです。
機械的に繰り返していくだけです。

最後に、収支とトレード記録(日誌)は必ずつけてくださいとお伝えしました。

プロスペクト理論など気にもならない自分へと変貌です。

成功に向かって、頑張りましょう。


コメント

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