家族が増え、支出が増えます。
生活費はもちろんのこと、教育費も必要になってきます。
万が一のことがあったら、もしものことがあったら……。
収入が減る、生活に困る、そんな想像は簡単に働いてしまいます。
不安は取り除きたいですよね。
今回は、子育て世代が見直したい、そして備えておきたい保険についてお話したいと思います。
こんな方におすすめの記事です。
・出産を控えて不安がある
・子育ての心配ごとを解消したい
・将来に備えて保険の見直しを考えている
では、よろしくお願いします。
妊娠、出産、子育てと、移り変わる家族生活
妻が妊娠して、そして出産。
わが子をこの手で抱いたときのあの感動は、生涯忘れることはないでしょう。
時間は流れ、すくすくと子どもは育っていきます。
夫婦の会話は〝子どもの将来について〟が増えてきます。
妊娠中はあまり考えていなかった……と言うよりも、自分たちに家族が増えることの喜びに胸が一杯でした。
とにかく母子ともに無事で、元気な赤ちゃんを産んでほしい、と……。
だけど、です。
お腹が大きくなってきて予定日が近づいてくると、〝出産〟に不安が膨らんできます。
……まあ、いま思えば当たり前ですよね。
始めてのことですから。
お腹をさすりながら、先のことも見据えて話すようになりました。
それはやっぱりお金のこと、です。
妻の育児休業の期間に世帯収入は減ります。
保育園も見つかるだろうか。
貯金を切りくずして堪える日々が……と想像もします。
私たちは保育園が決まりませんでした。結果、やはり妻の収入分が世帯収入から減ることに。
幼稚園に入るまで辛抱の日々が続き、パート働きを始めたことで、少し気持ちも経済的にもゆとりが出てきました。
小学校に入るころには、教育費について話し合うことが増えてきます。
このころはよく、苦労して私を育ててくれた実家の父と母を思いましたね。
奨学金の制度を使ったことも、いまでは懐かしい……。
と、話を戻して、
教育費の積み立てを検討するようになりました。
学資保険はどうなのか。それとも預金をコツコツと……。
妊娠、出産、そして子育てと生活が変化していくなかで、心配ごとの種は尽きなく、とにかく〝不安〟が付きまといます。
相談できる窓口は必要になってきます。
もちろん自分たちでも調べては、勉強もして、です。
家族の将来を守るために、ですからね。
子育て世代、将来の不安を解消したい
当時のことを振り返ってみて、つくづく思うことです。
妊娠、出産、子育てと考えることは山のようにあります。
次から次へと心配事が湧き出てきます。
縁起でもないことも考えてしまいます。
無事に出産を終えられるのか。
そこでまた、お金のことです。
いわゆる出産トラブルによって、出産育児一時金を超える支払いが発生しないとも限らない。
だれにでも起こり得ること。
そしてそれは実費となって……
そのための保険を備えておくべきか……。
そして無事に娘が産まれ、わが子をこの腕に抱いたとき、強く思いました。
必ずこの子を守るのだと、親として至極当然の感情が沸き起こる一方で、自分に万が一のことがあれば……。
やっぱり不安は募ってきます。
病気や怪我で収入が途絶えることなどあってはならない。
子どもの成長につれて必要になるお金も当然増えてきます。
保険はやはり見直すべきか、この先に子どもにかかる学費は?
子どもには、自分のやりたいことをやってほしいと思っています。
ちなみに娘は、小学校2年生(2021年)からダンスの稽古をしています。週1でピアノの稽古にも通っていますし、学習キッドもサブスクでと。
まだまだ将来何をやりたいかなど決まってはいませんが、選択肢は多くあるに越したことがないと思っています。
ということで、お金も必要になります。
習い事は親の願望でもあったりして、支出は増えていきます。
学資保険か、外貨の積み立てか、昨今選択肢も増えてよくわからない。
何がいいのか。頭を抱えました。
何よりも家計に即した、無理のない計画を立てなければなりません。
辿り着いた結論は、不安解消はその道にプロに相談するが一番、でした。
生命保険や子どもの学資保険等々、相談して進めてきました。
まあ、それは、これからも、ですかね。
見直すべき保険とは? 備えは大事!
さて、ここからは、具体的な保険の見直しについて考えていきたいと思います。
備えておきたい保険は以下になるでしょうか。
・医療保険
・所得補償保険(就業不能保険)
・収入保障保険
・個人賠償責任保険
・学資保険
一つずつ見ていきましょう。
▼医療保険
病気や大けがで入院して、手術等の治療費がかかります。
そのための〝医療保険〟があります。
国の制度では最低限の補償しか受けられず、不足分を補うために必要な保険ですね。
一部の保険会社では、1日でも入院すれば保険金を受け取れる「入院一時金特約」というオプションで販売しています。
▼所得補償保険(就業不能保険)
次に、〝所得補償保険(就業不能保険)〟です。
病気やけがで働けなくなれば、当然収入は下がります。その減ってしまう収入を補う保険です。
国の制度で「傷病手当」や「障害年金」などが補償されてはいるものの、やはりカバーしきれない分が出てくるという不安は拭えませんからね。
▼収入保障保険
〝収入保障保険〟とは、被保険者が死亡した場合に、毎月一定の保険金を遺族が受け取れるという保険になります。
これ、所得補償保険と何が違うの? と混同してしまいそうになりますが、働けなくなった理由が大きく違いますね。
所得補償保険→病気、けが
収入保障保険→死亡、高度障害
所得補償保険は損害保険であるのに対し、収入保障保険は生命保険という、取り扱いの違いもあります。
最近では、収入保障保険に就業不能特約(所得補償保険と同様の保険)を合わせることができるようになっていて、一つの保険で病気、ケガ、死亡で働けなくなった場合に備えることができます。
契約がひとつで済むので手続き等々の手間が少なくなりますね。
▼個人賠償責任保険
そして考えておくべきことは、損害を発生させてしまったときのことです。
けがをさせてしまう、物を壊してしまう……。
〝個人賠償責任保険〟といって子どもを含む家族全員が対象になります。
個人賠償責任保険は単品で販売していなくて、自動車保険や傷害保険の特約(オプション)として加入します。
▼学資保険
最後に〝学資保険〟です。
貯蓄とも捉えて、学資保険は文字通りに、大学資金など将来子どもにかかる資金を準備するための保険です。
現在は運用利率も低いということで、資産運用も目的とするのであれば、より運用効果の見込める保険の活用の検討もよいのかと。
ちなみに我が家は米ドル建の終身保険を代替えとしています。
さて、簡単にではありますが、5つの保険を見てきました。
扶養内で働いていても、専業主婦であっても、妻にも保険は必要であると私は考えました。
もしものことがあって給料が減ったなんてことや、たとえば家事の代行をお願いして余計な出費が増えるとか、そんなときに保険に入っていれば、と後悔もしたくなくて……。
何度も言うようですが、家族を守って、安心できるよりよい人生を過ごすためにも、一度保険の窓口などプロに相談してみることをおすすめします。
以下の記事では、共働き夫婦が住宅ローンを組むときの留意点、および世帯に合った借り入れ制度のお話をしています。参考までにご覧ください。
まとめ
自分に万が一のことがあったら、妻にもしものことがあったら……。
子どもを授かって、家族が増えることは喜ばしいことです。
ただ、不安も増えてくるものですし、妊娠、出産、育児と必要になることが増えてきます。
子育て世代が見直したい、そして備えておきたい保険についてお話ししました。
最適な保険プランを知って、不安を解消したいですよね。
見直すべき保険、備えは大事です。
保険の窓口などプロへの相談を検討してみましょう。
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