最近とみに自分の健康について考えます。
50を過ぎ、体力の衰えは深刻な速さで進んでいることを感じていて、そのサインを見ないようにと目を反らすことはもう……無理です。
今回は、老後にこそ元気にトレーダーをしていたいという思いから健康維持、生活習慣と食事、ストレス軽減のために自分が何をしてきたのか、20年あまりを振り返ってみました。
この記事はこんな方におすすめです。
・生活習慣を見直そうかと考えている
・健康維持、ストレス軽減のヒントが欲しい
では、よろしくお願いします。
生活習慣は食事と睡眠から・・・
トレードに限らず、身体が資本、です。
大事なことは健康維持のために行動を変え、習慣を身につけることだと思っています。
20年ほど前、〝生活習慣〟を作るために、そしてパフォーマンス向上のために必要なことは日課の見直しだと考えました。
最初に自分の中で挙げたのは〝睡眠〟でした。
良質な睡眠、リラクゼーションがパフォーマンス向上とストレスの軽減に不可欠なことは言うまでもありません。
当時、とにかく寝付けなくて、ほんの小さな物音でも起きてしまって眠りも浅く、悶々とした長い夜を重ねていました。
充分な睡眠がとれずに日中は眠たくて……が毎日ように続くわけです。
トレードに絡めての話ですが、自分ルールに宵越しトレードはしない、を入れています。
だから就寝前にエントリーをしようものなら、眠れません。というか寝ません。
起きて値動きを監視しているのだから、これは宵越しではないのだと、半ば強引な理屈を自分に言い聞かせて……。
決済するまではと眠たい目をこすり、睡魔との闘い
寝不足で次の日を迎え、食欲にも影響し、日中の仕事のパフォーマンスはダダ落ち
当然です。
いまではルールが確立していますが、トレードを始めたころを振り返れば、毎日ようにPCのモニターを睨みつけて夜更かしでした。
さて、良質で充分な睡眠をとっていたとしても、です。
次に考えることはやっぱり〝食事〟です。
エネルギーと集中力も同時に高めたいわけです。
ただ、健康的な食事と栄養バランスの取り方は、考え出すと切りがなかったです。身体に良いとされる食事はいかなるものかと、四六時中考えていた時期もあります。
太りやすい体質なのでしょうか。
1日三食が推奨されていますが、これを継続すると太りました。膝も痛めました。
ではどうしたのか。
昼を抜いてと結局食事制限です。
栄養バランスなど望むべくもなく、でした。
こんな生活だったので、やはりというべきか身体の衰えを顕著に感じました。
危機感を覚えて次の行動が、栄養補給でした。
良質で適切な睡眠時間、健康維持のために摂らなければならない栄養……。
ストレス軽減を常に念頭に・・・
デスクワークが主流の毎日、運動不足の傾向にもなりがちではないでしょうか。
頭ではわかってはいても、ですね。
30代半ばくらいから、何かしなければと強迫観念に囚われました。
自分はこのまま年老いていくのか、と。
いま振り返ってみれば、大げさに30代で何を言っているのだ、と思うのですが……
仕事が忙しいと言い訳ばかりで、短時間で効果的な運動方法はないかと情報を探している自分に気づきました。
そんな思いのなか、ジョギングを始めました。
繰り返し言いますが、それが30代半ばのことです。
腰痛持ちだったのですが、徐々に距離を伸ばせてきたころには腰は楽になってきて、体力が身についてきているのが日々実感できました。
実は、2011年に東京マラソンに出たことがあります。
運よく当選して……
いまでは、走るのは週末くらいで、柔軟と軽い筋トレを毎日続けています。
ウォーキングやジョギングなど、適度な有酸素運動はストレス解消に効果的といわれています。
たしかに気持ちよく動かせた次の日の身体は軽く感じられ、その1日のストレスが軽減された気がしますね。
モニターに向かい続けるストレスは、自分では気づかないレベルで蓄積されているものではないでしょうか。
ときにモニターから離れて、柔軟と筋トレは気分転換にもなってよいです。
家にいながらできることですよね。
ストレッチは身体をほぐしたり柔らかくしたりするためのエクササイズのひとつですが、身体の柔軟性が向上してストレス解消にもつながると言われています。心身ともにリラックス効果があるのだとか。
エクササイズを導入して体力とストレス耐性の向上……と口で言うのは簡単ですが、健康を維持するためにも、自分なりの自分に合ったアプローチで模索していきましょう。
家にいながらできるということであれば〝瞑想〟もひとつのストレス軽減の方策ではないでしょうか。
心身のバランスをととのえ、健康や幸福感の増進、マインドフルネスの状態を作る最適な方法だと言われています。
心を平穏に、不安の改善、うつ病の抑制などの効果があると考えられている瞑想もぜひ、習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
スキマ時間でもできます。
ストレスの原因を特定できたとしても、それが仕事上のことであるなら取り除くことは難しいことです。生活のために働いているのですから。
だけど、自分が変わらなければ、です。
ストレス軽減に自分を導く習慣を身につけたいですね。
健康維持を習慣に・・・
健康維持を実践するための行動スケジュール(週間)を作成しましょう。
何をするにも、何を成し遂げるにも習慣化、繰り返しが大事であることは理解できることです。
健康習慣を身につけるためにまず言えるのは、実践の成果を測定する、があると思います。
改善点を特定していきましょう、ですね。
自分に何が足らないのか、が理解できていなければ改善の余地もないに等しいのかと。
まるでトレードの勉強ではないかという声も聞こえてきそうな……
そうです。
スケジュールに沿って行動を繰り返し、見えてくる成果を分析、です。
健康的に、厳しい仕事を継続していかなければなりません。
ちなみにいま現在、ジョギング、筋トレ、柔軟という運動と栄養補助としてサプリメント接種、そして瞑想を取り入れた健康維持のための行動をとっています。
すでに習慣化されていると自負していますが、ただでさえ、ひとつ、またひとつと歳を重ねていきます。
寂しいですが若いころはできていたのに、も増えてくるのが実情です。
身体を壊しては本末転倒です。
自分の体力と相談しながら、習慣化を構築していきましょう。
まとめ
健康維持ために行動を変えて、習慣化していく。
50という年代になるまで何をしてきたのか、実践のヒントになればと振り返ってきました。
健康を維持し、ストレスを効果的に軽減することで、健康トレーダー寿命を延ばしていきたいものですよね。
成功に向かって、頑張りましょう。
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