トレードスタイルは、自分ルールが固まっていく過程で定まってくるものです。
成功するまで諦めずにFXを継続していくために、
ストレスをどこまで排除できるか、
は重要なファクターになります。
どの仕事にも当て嵌まることでしょうが、自分に合ったスタイルこそが、そのスタイルが自分に合っていれば合っているほど、ストレスの軽減に繋がることは言うまでもありません。
今回は『自分に合ったトレードスタイル』をテーマにお話しします。
この記事で解決してもらいたいことは以下になります。
・自分に合ったスタイルを決めて、独自手法を構築する
・ストレスの極めて少ないスタイルを知る
では、よろしくお願いします。
トレードスタイルの分類
トレードスタイルというのは大きく以下の3つに分けられ、これはエントリーしてから決済するまでの時間の長さによって分類されます。
・スキャルピング
・デイトレード
・スイングトレード
【スキャルピング】
数秒から数分といった短い時間でトレードを繰り返すスタイルです。
1回のエントリーでは、数Pipsから数10Pipsほどの幅で狙っていくの常です。
【デイトレード】
1日という時間のなかで、数分から数時間で行うスタイルです。
1回のエントリーでは、10数Pipsから100Pipsほどまでを狙います。
【スイングトレード】
数日から数週間という長い期間でポジションを持つスタイルです。
一度に数100Pipsを狙いにいきます。
他にも数週間から数ヶ月といったさらに長い時間で行うスタイルもあります。
スワップ金利を狙うトレーダーもいます。
(スワップ金利については別の機会でお話させてもらいます。)
ざっくりとした説明になりましたが、もうおわかりかと思います。
次は、トレードスタイルが決まることと、ストレスの関係についてです。
トレードで感じるストレスは千差万別です。そして、トレードスタイルは手法に噛み合ってなければなりません。
トレードスタイルに合わせた手法、ルール、という言い方のほうがわかりやすいでしょうか。
トレードスタイルが決まれば、ストレスを取り除くことができる?
ストレスをまったく感じない、エントリーした後にもまったく不安を覚えない、そんなトレードが実現可能だと思いますか?
自分に合ったトレードスタイルであれば、ストレスや不安が取り除けるのかもしれない、そんなふうに思いますか?
FXを続けていくうえでの、ストレスや不安というのは結局、
〝資産が減る〟ということに他ならないわけです。
逃れられない呪縛のようなものです。
私は、
トレードスタイルが決まっても、ストレスや不安を完全に取り除けるものではない、
と思っています。
トレードスタイルがストレスや不安を完全に無くする要素ではない、
ということです。
優位性の高い手法、自分ルールを作る過程が、ストレスや不安を軽減させていく作業になっていきます。エントリーする度、過度のストレスを感じていては身体を壊してしまいますから。
そして、結果、ストレスや不安があくまでも少ない(低い)状態でトレードができているのであれば、それが極めて自分に合っているトレードスタイル、と言えるのだと思います。
本業があって時間が取れない方、長い期間で保有せずにぱっぱと短くエントリーから決済を済ませたい方、そんな様々な状況やその人の性格に合わせてもスタイルは決まってきます。
自分にあったトレードスタイルとは?

スキャルピングは時間が短いがゆえに、損切りの判断を断行していく精神力が必要になりますし、時間が短いからこそ反射神経、集中力の持続が必要不可欠となります。
忙しい時間の合間を縫ってトレードができ、トレンドがない横調整(レンジ相場)でもトレードチャンスは多いというメリットはあるのですが、私は自分の性格的に厳しいです。
デイトレード、このスタイルが自分に一番合っていると思っていて、ストレスがもっとも少ないと感じています。
その日のうちに完結するのが基本スタイルなので、気持ちのうえでも日々の区切りがつき、「よし明日も頑張るぞ」という姿勢にもなれるからです。
スイングはもっと時間が長く、一度に取りに行く利幅も大きくなります。つまりそれは、リスクも同じように大きくなるということですが、ただ、一度エントリーをすれば長く保有することになりますし、エントリーするまでも長期足を中心に分析、判断していくものなので、時間の取れない方や、ゆったりとトレードに取り組みたい方には合っているのかもしれません。
しかし私には、思惑とは違う方向に動き始めて抱える含み損、このストレスには耐えがたいものがあります。
私は日々の分析、判断が性に合っています。
相場状況に合わせて、スキャルピングからスイングトレードまでこなしているトレーダーもいます。
何がいいと一概に言えるものではないですが、自分ルールを確立していくうえで、手法の検証と併せて試行錯誤していくところではあります。
まとめ
トレードスタイル3つに分類されます。
エントリーしてから決済するまでの時間の長さによって、
スキャルピング、デイトレード、スイングトレード
に分かれるとお伝えしました。
トレードスタイルというのは、自分ルールの一部にあるものです。トレードスタイルが決まっているから手法も確立されてくるものです。
そしてそれは、エントリーした後の不安やストレスを可能な限り少なくするもの、でなければ意味がありません。
何をしていてもそうですが、ストレスが多ければ続けることは困難です。身体を壊して病気になってしまいます。
性格を鑑みながら、自分に合ったスタイルはなんだろうと、手法と併せて決めていきましょう。
成功に向かって、頑張りましょう。
コメント