私のトレードスタイルはデイトレードです。
辿り着いた、自分にあったスタイルです。
以前、トレードスタイルについてお話しをさせてもらいました。
トレードスタイルというのは大きく以下の3つに分けられ、
・スキャルピング
・デイトレード
・スイングトレード
これはエントリーしてから決済するまでの時間の長さによって分類される、とお伝えしました。

今回は、『デイトレードのメリット、デメリット』をテーマにお話しします。
この記事で解決してもらいたいことは以下になります。
・デイトレードを知って、自分に合っているかを再確認する
・トレードを1日ごとに区切る仕事であると再認識する
では、よろしくお願いします。
デイトレードの特徴
デイトレードがどういうトレードスタイルなのか、おさらいをしましょう。
まず、デイトレードの特徴としては、1日という期間でトレードを行います。時間にして数分から数時間です。
通貨ペアのボラティリティの違いや時間帯にもよりますが、1回のエントリーで10数Pipsから100Pipsほどまでを狙います。
数秒から数分で行うスキャルピングに比べ、1日のエントリー回数は少なく、当然、相場に拘束される時間も少なくなります。
大きな利益を狙わない、これもデイトレードの特徴でもあります。
もちろん、スキャルピングに比べると1回で狙う利益は大きいですが、私は5分足で伸び切ったところで無理をせず(欲を出さず)、さくっと10~20Pipsほどで利食いとすることが多いです。まだ伸ばせる、まだまだ伸ばせる、という利益を積み上げたい欲求は極力排除しています。
もちろん自分ルールに則って利食い、損切りをすればいいです。
あとにも話しますが、1日という単位で仕事をするというのが私にとっては魅力です。
そしてこれは自分ルールでもありますが、ポジションを翌日に持ち越さないことで、寝ている間に相場が急変しているかもしれない、という不安に苛まれることもありません。
デイトレードのメリット・デメリット
ここではメリット、デメリットについてお話ししますが、私はデイトレードのデメリットがあまりないように思っています。
まずメリットについて言えるのは、繰り返しになりますが、やはりストレスが少ないということです。トレードを続けていくうえで、これは本当に重要なファクターです。
結局は自分に合ったスタイルに落ち着くのがベストということになるのですが、スキャルピングのように常にチャートに貼り付いていなくてもいい、というのも大きなメリットです。
やりたいことは他に山ほどあります。1日何時間もトレードに当てるわけにはいかないですよね。
時間を効率よく使うにはデイトレードが一番です。
であれば、スイングトレードはもっと時間を作れるのでは? と思われたでしょうか。
たしかにスイングトレードは数日から数週間という長い期間でポジションを持つスタイルなので、デイトレードよりも時間の余裕がありそうです。
しかし、スイングトレードは一度に数100Pipsを狙いにいくものです。リスクも高くなります。
私にとっては、長時間ポジションを持つことがストレスになる、という理屈になります。
とにかく限りなくストレスを排除できるものがデイトレードだと思っています。
そしてあえてデメリットを挙げましょう。
スキャルピングとは違い、ある程度の値動きがないと利益が出し難いことがあります。
また、スキャルピングよりも細かく取引を行わない分、判断が違えば損切のタイミングが遅れてしまったりすることもデメリットですね。
そしてさらに言うなら、いえ、これは注意点になるでしょうか。
スキャルピングよりも細かいトレードでもなく、スイングよりも長い時間で行うトレードではないため、妙に考える時間があったりします。すると心理的に、利が乗ればすぐに決済してしまったり(チキン利食い)、含み損を抱えれば感情的にもなってあまり意味のないところで損切りしたり、逆に損切りできず塩漬けになるといった負のスパイラルに陥りやすくなります。
ただ、デメリットは自分ルールで補って、あるいは潰していくしかなく、これはどのスタイルを選ぶにしても同じことが言えるでしょう。
いくつか挙げましたが、やり方次第でデメリットは、デメリットではなくなるということです。
デイトレードをお勧めする理由

最後に私がデイトレードをお勧めする理由を、もう少し掘り下げてお話ししたいと思います。
そもそも論として、FXで誰もが常に利益を出し続けられるものではありません。
計画を立ててシナリオ構築が大切です。スキルもなくて無計画で勝つことは難しいです。
FXで利益を出すためには、と考えたときに構築された自分ルールこそが、お勧めする理由になると思っています。
安定的に月間で利益を出していくためのルールを作るうえで、身の丈に合った条件がデイトレードスタイルと合致した、と言えばいいでしょうか。
まず、自分ルールは以下のとおりです。
・マルチタイムフレーム分析による相場の方向性の確認
・宵越しのトレードはせず、その日にトレードを完結する
・自信をもってエントリーができるパターンになるまでチャートが動くのをまつ
上記に挙げた利益を出すためのルールはスキャルピングやスイングトレードというよりかは、デイトレードがしっくりきました。
もちろん、〝マルチタイムフレーム分析による相場の方向性の確認〟はどのスタイルでも共通ルールになり得ますが、宵越しはしない、はスイングにあてはまりませんし、
とにかくまつこと、に関してはスキャルピングでしっくりくるルールに思えません。(もちろんスキャルピングが無計画でこじつけエントリーになる、という意味ではないですよ!)
やはりデイトレードが私にとっては、自然な感情の動きのなかでできることでした。
何度も言います。とにかくデイトレードが、ストレスがもっとも少ないと感じています。
その日のうちに完結するのが基本スタイルです。
FXビジネスにおいては1日で区切りを付けたいですし、その1日の中で他にやりたいことに割く時間の余裕を作りたいです。それが可能な仕事であると思っています。
まとめ
デイトレードについてメリット、デメリットを、そしてお勧めする理由をお話ししました。
デイトレードのデメリットは自分ルールによって極力なくすことができます。
メリットとなる最大のポイントはストレスが少ないということで、FXを続けていくうえでそれは重要なファクターです。
FXで利益を出すためには、と考えたときに構築された自分ルールこそが、お勧めする理由であるとお伝えしました。
ルールを作るうえで、その条件がデイトレードスタイルと合致したということです。
とにかく私にとっては、ポジションの保有時間の概念と、やはりその日のうちに完結するスタイルが合っています。
どういうスタイルが合っているのか。どうすれば穏やかにFXトレードという仕事を継続していけるのか。自分の感情の動きを観察してみるのもいいと思います。
成功に向かって、頑張りましょう。
コメント