逆境に立っているからこそ、巻き返しを図るんだと、強く意識することがあります。
順当に、無難に決断して、良い結果が出続けることもあります。
もちろん後者の方は、ストレスは極めて少なくて、精神負担も低いと言えます。
人生は順調に進むわけではありませんが、自ら厳しい選択をする必要もありませんよね。
と、FXに置き換えて人生論を語るつもりではなく、
今回は順張りと逆張りについて、『エントリーはやっぱり順張りでなければ』をテーマにお話しします。
この記事で解決してもらいたいことは以下になります。
・順張り、逆張り知って自分ルールの構築に活かしたい
・優位性のあるエントリーポイントを知りたい
では、よろしくお願いします。
順張り・逆張りとは?
FXにおける順張りと逆張りについて、一言で説明すると、
▶順張り…
トレンドに沿ってエントリーする。
▶逆張り…
トレンドとは逆の方向にエントリーする。
となります。
様々な手法がありますが、大きくは3つに分かれると思っています。
トレンドに沿う、トレンドに逆らう、これが上記2つというわけですが、もう一つは、レンジ相場で行うトレードです。
順張りと逆張り……
トレンドをどう捉えて、
どういう考えに基づいて判断すればいいのか。
トレンドを捉えるといっても、その方法、テクニカルなところもまた様々です。
ボリンジャーバンド、移動平均線等のインディケーターを使うトレーダーもいるでしょうし、ダウ理論に基づいて水平ラインを引いて判断するトレーダーもいるでしょう。
安値〔高値〕を結んでトレンドライン(切り上げ〔下げ〕ライン)を引いて判断していくこともあります。
ラインを駆使すると、上昇相場にあるのか下降相場にあるのかが、目に見えて分かり易くなります。
こうなればトレンド発生、もしくは崩壊、こうくればトレンド更新、もしくは転換といった判断基準については、また別の機会で掘り下げてお伝えしたいと思います。
次に順張りについて解説します。
上昇トレンドであるという想定になっていますので、予めご了承ください。
順張り! エントリーポイントは?
1時間は上昇トレンドです。買いエントリーをしたいところです。
つまりこれが順張りです。
順張り手法はトレンドフォローとも呼ばれています。とにかく上昇であれば買いを見ていく、下降であれば売りを見ていくといった具合に、トレンドが発生した方向に目線を合わせていきます。
1時間足の押し目買いです。黒丸のところがそのポイントになるわけですが、1時間足でエントリーはしません。あくまでも、トレンドに沿って上昇していくところだ、という判断です。
ここから5分足のチャートを見ます。
大きな流れ、つまり上位足が上昇トレンドだった場合、やはり買いが優勢、ということになります。
そして5分足に落とし込んでエントリーポイントを探すとき、
(※赤い縦ラインは1時間足チャートで引いたラインで、同期している値とご理解ください)
エントリーポイントは上昇トレンドに沿った押し目ポイントになります。
順張り、トレンドフォローです。
逆張り! そしてエントリーポイントは?
上昇トレンドから下降への転換を見ていきます。
これ以上は上がらないという証拠がほしいところですね。
4時足で引いた水平ラインがあります。これはかなり意識されていると思われます。抵抗ラインになる可能性が高いです。
高値を更新できずに下げてきました。黒丸のところが売りのポイントです。ここでも1時間足でエントリーはしません。
トレンドが下降転換していくか、という判断です。
つまり、逆張りです。
ここから5分足を見ます。
5分足に落とし込んで、エントリーポイントを探すとき、
エントリーポイントは下降トレンドに沿った戻り売りポイントになります。
ここでもしっかりと順張り、トレンドフォローです。
しかし上位足である1時間足は逆張りで、トレンドフォローではありません。
もうおわかりかと思います。これはあくまでも僕の手法ですが(といっても多くのトレーダーが行っているスタンダードな手法と思っていますが)、図のように上位足で逆張りであってもエントリーポイントは順張りのタイミング! つまり押し目買い、戻り売りを狙うトレンドフォローだということです。
5分足でエントリーポイントを見つける際に、逆張りはしません。
これはもう自分ルールです。
まとめ
順張りと逆張りについてお話しました。
私の手法は、場合によれば上位足が逆張りであっても、5分足で探すエントリーポイントは、順張りのトレンドフォローであるとお伝えしました。
優位性の高いトレードを続けるための、最もストレスのかからない手法だと私は思っています。
トレンドの判断は難しいところです。経験と慣れもありますがもちろん、このひとことで終わるつもりはありません。少しでも早く勝ちトレーダーになるきっかけを掴む、その手伝いができればという思いでこのブログを書いていますので、これからもテクニカル分析等、具体的な自分ルールを記事していきたいと思っています。
成功に向かって、頑張りましょう。
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