FXやってはいけないこと! 最後まで残りがちな課題3つを解説!

FXお役立ち情報

いまある課題を書き出しているでしょうか。

自分に何が足りないのか。
無駄なことはしていないか。

ひとつ、またひとつと改善されていくにつれてスキルは向上します。

それに伴って書き出した箇条書きからはひとつ、またひとつと消えていきます。

今回は、「まだ残っているこの課題をなんとかしたい!」をテーマにお話ししたいと思います。

この記事で解決してもらいたいことは以下になります。

無駄なことが明確に見えてくる
ストレス軽減
待つという判断ができるようになり、無駄なエントリーが減っていく

負ける理由や勝つための課題は湧いてくるように現れて、立ち塞がってきます。
この記事で解説している課題を克服できれば、勝ち組にかなり近づくものだと思っています。

では、よろしくお願いします。

途中損切りができない

途中の損切りができない……。

これはどうしてなのか。

ここまでの損失は許容する、とエントリー前に損切りポイントを決めているはずです。

つまり、途中で損を確定する必要はない、という言い方もできるわけですよね……

とにかく言えることは、条件が変われば手仕舞うことをルールに取り入れているべき、トレードはトータルで利益を上げていく仕事ですから、小さく損を確定できるのならそれに越したことはない、という思考パターンにしていかなければなりません。

感情を入れずに、事務的に淡々と切ってしまう……。
「それができればだれも苦労はしないっつうの!」
と声が聞こえてきそうです。

だけど、そもそも切れない苦労とはなんだろうか、です。

決済するだけです。

相場はだれの願いにも耳を傾けず、ひとの意思が入る余地などまったくなく動いています

だから、考えるだけ無駄なだと……

この損を切った途端に順行したらどうしようとか、‶自分の都合〟という名の物差しで考えることがどれだけ無意味であるかを知らなければなりません

さらに言うなら、「なんとかならないか」と思っている時点で、もはやトレードに負けています。

チャンスは何度でも訪れます。
だから、潔く切りましょうという結論になるわけです。

含み損を抱えるストレスから少しでも早く自分を解放してあげる、そんな思いでいいのかもしれません。

FX含み損とは? ストレス軽減、気にしないという考えについて解説! 
今回のテーマは、含み損を抱えたときのストレス対処方法です。ストレスをストレスと思わないマインドを身に着けたい。ストレスを極力抱えないエントリーポイントを知りたい。記事を最後まで読んでもらえれば、含み損のストレス対処が上達に繋がっていく、と理解できると思っています。

手仕舞いした後の値動きを後悔へと繋ぐのではなく、その瞬間から次のシナリオ構築を始めて、過去検証を始めるのです。

後悔している時間はありません。



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損切りの位置を変えてしまう

そもそも損切りができないのは、終わりのシナリオがまったく描かれていないことが大きな要因のひとつでしょう。

あってはならないことですが、終わりのシナリオもなく損失を確定できなければ、塩漬けになってしまう可能性は嫌というほど高まります。

さらに恐ろしいのは、終わりのシナリオを描いて損切りを置いたのに、その位置を変えてしまうことです。

相場に張り付いています。
値動きは、もはや逆行も甚だしいです。
損切ラインに差しかかってきました。

「だめだ~。損切りになってしまう。これで負けたら3連敗だあ~」

ぽちっと位置を変えてしまいました。

し、塩漬け地獄の、ま、幕開けですね……

さて、この舞台はいつ終わりを向かえるのか。

果たして都合よく値が戻ってくれるのか。
はたまた、口座破綻までの片道切符の列車に乗ったのでしょうか。

資金管理ルールに則って、リスクリワードを鑑みながら利益設定、損失設定を決めたのなら、そこでいったん仕事は終わりのはずです。

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資金管理はFXで資産を継続的に増やしていくための、安定して勝ち続けるための、絶対必須の考えになります。当り前のこととしてしなければならないことでもあるわけですが、頭で重要性を理解していても実践となると難しいのも資金管理ではないでしょうか。

納得して経費を払うが大前提で、ここからは様子を眺めるという仕事になる、と言い換えることもできるでしょうか。

行動を起こす前に胸に手を当てて考えてみましょう。

損切り位置を変えようとしているその行動は、ルールに則った納得いくのか。
さらに損失が拡大しても、これも経費だと折り合いがつくのか。
マインドが崩壊するなんてことに陥らないないか。



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あとひと波、あとひとローソク足の確定が待てない

波とローソク足の確定が待てない……

天井(天底)を掴まされる……

この課題は執拗に残ります。

だけど、判断ミスと片づけることができないレベルはやはり避けなければいけません。

儲け損ねるのがいやだと思わず飛び乗った結果、反転して含み益は一切なし、そのまま損切りへ。

それはまさに、欲に駆られての行動、です。

トレードは基本、独りでする仕事です。
上司もいなければ同僚も部下もいない。

止めてくれるひとはだれもいませんね……

これは待たなければならないのだと、自分が自分を諫めなければならず、安定して勝つために、「無理! どうしても待てない!」などと言っている場合ではないのです。

では、そのためにもどんな対策があるのか、ということですが、結論から言うとこれなら待てるようになる、という具体的な対策はないと思っています。

強いて言うなら、前述したように、

資金管理ルールに則って損切り設定をしなければエントリーはしない、とすること
とにかく踏み止まる
乗り遅れるという概念を捨てる

練習方法は、

エントリーがしたくなったポイントに目印をつけて、じっとその後の値動きを観察

「あ、よかったエントリーしなくて」

この経験が増えてきます。

この体感が引き出しになってくると、こんなところでエントリーできないと、資金管理に基づいてポイントを探すようになってきます。

むろんそれは、粗削りだった自分ルールが完成形に近づきつつある、ということも意味しています。

波が反転したと判断する基準もルールに取り入れ、その精度が上がってこなければ、確定を待つも何もあったものではないですからね。

エントリーしたそばから順行していく体験を増えてくる。

自ずと勝率にアップ、無駄なエントリーが減っている、という結果に繋がっていきます。



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まとめ

最後まで残りがちな課題3つを見てきました。

・途中の損切りができない
・損切りの位置を変えてしまう
・あとひと波、あとひとローソク足の確定が待てない

どれも欲ゆえの行動であることがおわかりいただけたかと思います。

負けを認めることはとても悔しいことです。
そのうえ資金が減るのだから尚更です。

そしてそれは恐怖です。
この恐怖は、損失の確定を先延ばしにします。いえ、本人は先に延ばすという意識もありませんね。また順行して値が戻ってきてくれという切望に他ならないわけですから。

損失の限定と待つこと(様子見)は、安定して勝てるトレーダーには絶対条件です。できるようになるしかないのです。

とにかく、
・最初に決めた終わりを変えない。
・乗り遅れるという概念を捨てて待てるようになる。
です。

最終的に利益が残る経験を積んでいくことで、今回紹介した課題は自分の中から排除されていきます。

成功に向かって、頑張りましょう。


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