FXに向いている性格とは? 思い通りにならないときの2つのタイプ!

コラム

人は、理解したつもりで結局は思い通りにならないとき、

相手批判型
自己否定型

大きく2つのタイプに分けることできると思っています。

相手批判型……。
「はあっ? 何これ? 全然わからないんですけど! ちゃんと勝てるように教えてよ!」

自己否定型……。
「なんでできないんだろう。自分の理解力が低いんだろうな。もう無理かな……」

トレードに限らず仕事というのは、気持ちを穏やかに保たなければ、往々にして良い結果に結びつかないものではないでしょうか。

他人を批判する、自分のことを否定する、いずれにしても物事が好転していくとは思えませんね。

今回は、トレードに向いている性格を考えるうえで、「相手批判型」と「自己否定型」の両方から見ていこうと思います。

この記事で解決してもらいたいことは以下になります。

自分がどちらのタイプに属するかを知って、相場への向き合い方をあらためる
自分を褒めて、自己信頼感を強くしていく

では、よろしくお願いします。

相手批判型について

人は何かを習得したいと思うとき、勉強します。

そしてたとえば、勉強の時間が作れないなど、思い通りにならないとストレスが溜まります。

相手批判は、そんな感情を吐き出す術がわからず、溜め込んだエネルギーの行き場を求めて攻撃に転ます。

毎日が充実していません。
なんせ思い描いた自分ではないのですから。
そして何かにつけて避難をしたくなる、と。

批判してしまう人は、

 ・客観的に物事を捉えることができない
 ・先入観にしばられる
 ・捻じ曲がった捉え方を自分では正しいものとして認識する

まあ、たしかに、そんなタイプのように思いますね。

相場に向き合っていくうえで、先入観を極力排除する、は大事なことです。
勝てないことも、同じ過ちを繰り返してしまうことも、全部が他人のせいになっていては、FXで勝てる日は来ないでしょう。

FXで勝つために認知バイアスを知る! 先入観は排除、俯瞰して観るとは?
FXをするうえで、主観的に考えに偏ることはリスクが高まります。先の見えない、チャートの右側を想定するとき、主観、思い込みがどれほど邪魔で、そして危険なものか……。主観を排除して客観的に、とはどのようなことなのか。

でも、本人は気づいていない。
また周囲の状況を批判する、また他人を攻撃する、の繰り返しです。

どうすればそんな自分を変えられるのか。

まずはFXに対する向き合い方を変えていくべきです。

・FXで成功することが、専業トレーダーになることが、どれくらい難しいものなのか
・現時点で、自分はどれだけのスキルを習得しているのだろうか
・課題はどれだけあるだろうか

もし、いまだ勝てず、すぐに頭に血が上ってしまうと思うのであれば、この3点をあらためて考えてください。

自分はいまどうなんだ?

自分は? 自分は? 自分は? と考えます。

そうすることで自分自身に意識が向いて、変えなければならない課題も見えてきます

そして効果的に学習していくことができれば、穏やかな気持ちで取り組むこともできるでしょう。



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自己否定型について

いつまでも勝てないのは自分がどうしようもないからだ!
自分は全然だめだ!

ひたすら自己否定に入ってしまう……。

何を隠そう、私もそのひとりでした。

トレードにおいては、資産を大幅に減らしたなどの過去の失敗体験がトラウマになって、その時々の自分の考えを肯定できなくなります。

そして自分で決められない状況に、自分を追い込みます

も、もはやFXで成功するには致命的だよね……

トレードをするということは、とかく孤独感に苛まれます。
基本的的には一人で行う作業ですからね。

身近に人がいて切磋琢磨しながら互いが向上していく、そして成果を出していくなどの状況は望むべくもありません。(もちろんチームでトレードしている場合は除いて)

悶々とひとりでFXをしていると自分を肯定する意識は低くなってきます。
安定して勝てていないのなら尚更です。

どうせまた負けるのだろう。
どうせ思惑の逆に相場は動いていくのだろう。
どうせ、どうせ、どうせ……。

ここまでくれば、問題あり、です。

私も陥ったことです。
どうすればそんな自分から抜け出せるのかと、床に転がって泣き潰れたこともあります。

顔も知らないトレーダーに対して嫉妬心や劣等感が次から次へと湧いてきて、精神をすり減らしていました。体力は落ちていきました。そのころからサプリメントを飲むようになりました……。

何を始めるのも、どうせ無理だろうという自己否定の日々でした。

 
   …………
  

しかし、です。

このブログを始めることができたのは、その自己否定の自分に打ち勝ったからです!

では、どうやって打ち勝てたのかを、次でお話しします。

平穏な心でいるために

12年ほど前、それはもう酷いパワハラを受けたことがあります。
はっきり言って自我崩壊寸前だったと思います。
すっかり病んでいました。
精神科医に通うかどうかまでいきました。

私はプロフィールにあるように、以下の資格を取得しています。

 ▶日本能力開発推進協会(一般財団法人)
   メンタル心理カウンセラー
   上級心理カウンセラー

仕事でのコミュニケーション力の向上、まだ小さい娘に対してこれから必要となるかもしれない心のケアを考えていたので心理カウンセラーの勉強をしたのですが、いま思えば、パワハラで心が壊れた経験がきっかけだったように思います。

仕事に活かしたい、子どもが悩んでいることを真っ直ぐに受け止め向き合いたい、それはもちろんあります。ですがやはり、自分を守るためでもあったのでしょう。

話をFXに戻します。

負けて負けて負けて負け続けて、自己否定に陥りました
そんな私がどうしてそこから抜け出せたのか、打ち勝てたのか。

まず言えるのは、結局は精神的にも体力的にも元気にならなければ、でした。

体力的なことを言えば、
私は血圧が気になっていて、体重を増やさないようにしています。カロリー計算して毎日の摂取量を決めています。ただ、そうなると、栄養不足に陥ります。挙句、疲れやすい身体になりました。
いまはサプリメントで栄養を補足して、ジョギングと筋トレで体力をつけています。

FXを継続するうえでの精神的ケアは、勝てる体験を重ねていくしかなかったのですが、ある意味病的に〝自分ルールを作る〟ことに執着しました。

これまで学んできたトレード成功者の教材やブログ等の内容をいくつも吸収していたので、自分の性格にあった部分は踏襲しつつ、自分ルールを作り上げていきました。

少しずつ精神的にも落ち着いてきます。
まだ勝てていないなかでも近い将来の自分像が見えてきて、自己否定が減ってきました。

「できない、できない、できない」から「いや、大丈夫。半年前の自分と比べたら、相場の向き合い方からして全然違うじゃないか」と自己信頼感が増してくるのがわかりました。

そして自分ひとりではない、家族がいるのだからと。

自分のことを認めてあげられない人は、承認欲求がこれでもかと言わんばかりに高まります。
他人に褒められたい、認めてほしいが強くなり、それがモチベーションとなります。
複数人のなかでのことならそれでもいいでしょう。モチベーションが上がると、良い方に向かうことは圧倒的に多くなりますから。

しかし、トレードというお仕事ではそうはいきません。何度も言います。なんせ一人だからです。

いま自己否定の真っ只中で悶々とFXを勉強しているのであれば、
「世界でひとつだけの自分ルールを作るのだ!」をモチベーションにしてはいかがでしょうか。

そして一歩一歩上達する自分を毎日褒めてください。
全然大丈夫。自分は絶対大丈夫。
よくなっているから、大丈夫。
と、自分に優しくしてください。

穏やかに健やかに、仕事はしたいですよね。



まとめ

相手批判型と自己否定型についてお話ししました。

私は自己否定型に陥り、そこから脱却した自分の体験をお伝えしました。

相手を批判して他人のせいにしても、自分がだめなのだと自分のせいにしても、FXは上手くなりません。

自分を認めてあげられない人は、承認欲求が高い人です。
他人に褒められたい、認めてほしいという思いが強くなります。
トレードの上達には良い影響ではないです。

とにかく、自分を毎日褒めてください。

精神的にも体力的にも元気にならなければ、です。

穏やかに健やかに。

成功に向かって、頑張りましょう。


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