勝ちたい。常勝トレーダーになりたい。
豪邸を建てたいから。会社を辞めて独立したいから。海外旅行をいっぱいしたいから。老後に必要な資金をいまのうちに貯めておきたいから。
実現したい夢、成功した自分の姿……それは人それぞれにあります。
FXに限らず、人生の勝ち組になりたいと、そう思って日々を暮らしています。
今回は、『FXの勝ち組みなるまでの途上はどういうものか』をテーマにお話しします。
この記事で解決してもらいたいことは以下になります。
・FXで勝ち続けることの意味を知る
・勝ち組がいる領域を知る
・勝ち組がいる領域までの道のりを知る
今回はFXで勝ち組になるということの、私なりの経験に基づいたメカニズムをお伝えします。
では、よろしくお願いします。
FXで勝つ、とは?
〝FXで勝つ〟ということを考える前に、
〝FXで勝つ〟ことと、〝FXで勝ち続ける〟ことの違いを考えてみましょう。
まず私は、FXで勝つとは、月収支がプラスで終わることだと思っています。
ひとつひとつのトレードの勝ち負けではありません。
では、FXで勝ち続けるとはどういうことか。
毎月安定して収支がプラスで終わり、専業トレーダーであれば生活費を稼ぎ(最低でも)、兼業トレーダーであれば本業の収入からのプラスαが得られることだと思います。
(※むろんトレードスタイルによって、安定収支をどこで見るかはそれぞれです。年単位なの月単位なのか)
私はつくづく、
FXで勝つことと、FXで勝ち続けることの隔たりがとてつもなく大きい
と思います。
それは、
FXで勝つことは難しいことではなく、勝ち続けることが難しい、
に他なりません。
FXで勝てたとき、つまり月収支がプラスで終わったときは、
FXがわかってきたぞ。これなら、来月からずっとプラスで終われるだろうから、ロットを上げて、そうなるとさらに収益も上がり、そして、それがこうなって、あそこがこうなって……(笑いがとまらない)。
ところが、です。
今月に入ってこんなに連敗して、もうプラスにもっていけないよ!
先月はプラスで終われたのに!
結局この手法もだめなんじゃないか!
繰り返しますが、勝ち続けること、その領域に行くことはとても難しいです。
でも、勝ち続けるFXトレーダーとしての領域というものは、たしかに存在しています。
FXで勝つ人達が闊歩する領域とは、どんな世界なのでしょうか。
勝つ人達がいる領域

私は負け続けていたころ、いわゆるFXで常勝している人たちに対して死ぬほど羨ましく、自分もその領域に行きたい、そこからの眺めを見てみたいと、駄々っ子のように両手両足をばたつかせて泣き喚いていました。
ですが、いま、諦めずに続けてきた自分を顧みて思ったことは、
領域の外と内で大きな違いはない、
ということでした。
まず、2つのことに気付きます。
・領域内に入ったからといって、毎回のトレードで勝てる手法(聖杯)を手に入れているわけではない |
・プランを立てて、こうなれば利確、思惑と逆に動いた時の損切り、と同じことをやり続けている |
違いがあるとすれば、
トレードで負けた時、徹底してその理由を検証して次に繋げることができて(同じ過ちを極力繰り返さないようにするために)、感情的になっていない自分がいた、です。
口で言うのは簡単だと重々承知のうえで、本当にこれだけの差です。
むろん積み重ねてきた経験からより優位性の高い分析結果を導き出すことができる、はあるでしょうが、とにかく領域の外にいたとき(勝てなかった期間)も、いまも同じことをやっています。
※この話は、ポジポジ病を克服しなければ、優位性の高いルールを作らなければ、と領域からまだ遠いところにいる初級者レベルという話ではないことはご理解ください。
では次に、領域に辿り着くまでの道のりについてお話します。
領域に辿り着くまでの道のり
FXの勝ち組がいる領域があり、その領域を探し求めて、近づいていくことが日々の勉強だと考えます。
その領域に辿り着くまでの道のりは険しいなどと、ひとことで言い表したくないほど、
その道のりは、険しいです!
本当に険しいのです。険しくて仕方がないのです。
何度も険しいと言わないでくれという声が聞こえてきそうですが、
だれもが辿り着くことができるわけではない領域だからこそ、
平坦で楽な道ではないことは、想像できるのではないでしょうか。
覚えることがたくさんあります。諦めてたまるかという強い信念が必要です。勉強しても、多くのことを覚え吸収しても勝てない日々は続きます。
いつまで経っても視界は開けてきません。
果てしなく続く荒野に佇んでいる、それはもう孤独の日々です。
だけど、あれ? 何だろう? と前方に目を凝らす瞬間が増えてきます。ほとんどが錯覚です。オアシスなんて簡単に見つかりません。
それでも、錯覚ではない、幻覚でもない、FXの勝ち組がいる領域への入り口が見えてきます。
おおっ! はっきり見えたぞ! まだ小さく米粒のようだが、FXの勝ち組がいる領域への扉に違いない!
しかしながら、米粒ように小さい扉は、なかなか近づいてきてくれません。時には見失います。それは豪雨が降り注ぎ、横殴りの激しい雨に打たれているときかもしれません。
見えない何かに操られているのではと思うくらい、思い通りには動いていきません。
それでも諦めずに歩き続けていると、豪雨をもたらした厚い雲の合間から一筋の光が差し込みます。やがて雲は風に流されていきます。晴れ間が広がり、視界も澄み渡ります。
そして気付きます。扉までかなり近いところまで来ていたんだ、と。
ここまでくれば、小走りに扉に近づくことができます。
さあ、着きました!
しかし……です。
大きな観音開きの扉でした。どうやって開けるのか! 開くのか? そもそもこの扉の向こうは本当にFXの勝ち組のいる領域なのか!?
(つづく)
まとめ
〝FXで勝つ〟ことと、〝FXで勝ち続ける〟ことの違いを考えてみました。
両者の隔たりは半端なく大きなものであります。
FXで勝ち続けるトレーダーがいる領域とはどういうものなのか。
そこからの眺めは?
そして、領域に辿り着くまでの道のりは険しいものであるとお話ししました。
それでも、諦めなければ領域に入るための扉が見えてくる……かもしれません。
(つづく)と物語のように締め括っていますが、これは半分冗談です。
FXで勝ち組なるためのお話は、今後もいろんな角度で話していきます。
成功に向かって、頑張りましょう。
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