FXを継続してきて、
損をしたときの感情を、自分の中だけに置くから欲が爆発してしまうのだ、
そんなところに行き着きました。
言わばこの損得‶感情〟を客観的にチャートの状況、資金管理の進捗状況に置いてみると、
「えーと、これで2連敗だから、現時点での収支はいくらで……」
と、事務的にトレードを進めている自分に気づきます。
FXは8~9割の人が損をすると言われています。
今回は、『FXで損をする人、得をする人』をテーマにお話しします。
この記事で解決してもらいたいことは下記になります。
・FXで損をする人の特徴を知って相場の向き合い方を改める
・FXで損をしないための行動を学んで得をする人側になる
‶損をする人〟の括りに自分が入らないようにしたいものです。当たり前です。勝ち組に入るからこそ、FXを続ける意味があるのです。
では、よろしくお願いします。
FXはなぜ1~2割の人しか勝てないの?
FXで勝ち組にいる人は、全体の1~2割というのはよく聞く話です。
FXに限ったことではないでしょうが、ビギナーズラックという言葉もあるように、ある短い期間であれば、勝っている、という人はけっこういます。
ただ、ここで言う勝ち組は、長期間に渡って勝っているトレードである、とご理解ください。
負け組が8~9割になる理由、これはひとことで言うなら、勉強不足に尽きると思います。
多くの人がFXに参入してくる際、それはそれは大きな夢を描いています。
もちろん、目標を高く持つこと自体はいいことですし、そのハードルを越えるぞ、という意識がモチベーションを上げていくことにもなるでしょう。
しなしながら、8~9割が挫折するのです。
こんなに難しいのか、あるいはこれはビジネスだと捉えて、しっかり勉強しなければ、と早々に理解できたとしても、だからすぐに勝てるようになる世界ではありません。
とてつもなく大きな夢を描いて参入してきた自分を恥じて、気持ちを切り替えてもやはり難しく、そして結局は挫折します。
それで、どうなるのか?
諦めます。
これが、FXトレードで勝ち組にいる人が全体の1~2割という理由です。
FXで損をする人の特徴とは?

FXで損をする、負け組にいる人たちの特徴はあります。
ここでは私の経験も踏まえてお伝えしていきますが、おそらく、あらためて聞かされても、「そんなことわかってるよ」という内容だと思います。
これが悩ましいところです。
わかっていることと、実際に行動が伴っていることとはまったく違うからです。
これはFXに限ったことではないでしょうが。
それでは、損をする人たちの特徴を以下に挙げます。
▶こんなの簡単でしょ、と根本的に勉強をしていない ▶早く稼ぎたくてレバレッジを上げる ▶早く稼ぎたいあるいは負けを取り戻そうとトレードを重ねる(ポジポジ病) ▶損切りをまったく考慮に入れていない ▶トレードの日誌もつけず、振り返りをまったくしてない ▶相場状況の急変をまったく見越していない |
ひとつでも当てはまっているのであればFXの世界では成功しない、勝ち組に入れない、とこれは言い過ぎではないと思っています。
上記のことは、
すべて潰してください。ひとつでも当てはまってはいけません。
言っていること、厳しいでしょうか?
もし厳しいと思うのであれば、FXで成功することも厳しいのかと……。
ですが、さらに言い換えるならば、
この特徴たちをすべて潰すことができれば成功に限りなく近づくのだと、それをモチベーションに変えていくのはありかと思います。
FXで損をしないための3つの行動を学ぶ
前述の特徴を潰すことで、損をしない人へと変わることができるのであれば、やはりこれからお話しすることは徹底して学んで、そして実行していかなければならないと思います。
損をする人の特徴たちは、以下の3つの行動で潰したいです。
①とにかく、ここは勝てると思うところ以外ではトレードはしない ②自分ルールを確立するために日々を費やす ③資金管理とメンタルとの関係性を常に考える |
ここで勝てると思うところ……?
「それがわかれば苦労はしないだろう!」という声が聞こえてきそうです。
これは極力リスクを取らない、ストレスも極力抱えない、という意味で捉えてください。
勝てると思うところ≒リスク(ストレス)を極力抱えないところ、
でいいのかと。
この意識が定着してくると無駄なエントリーは激減して、ノートレードの日が当然でてきます。
こうだろう、ああだろう、という「だろう」エントリーはもう卒業しましょう!
それはギャンブル思考に他ならないわけですから。
ああだから、こうだ! こうだから、ああだ!
訊かれても答えられる確固たるロジックに沿ったルールを構築する、そういう意識の中に自分を埋没させるように日々を過ごします。
そして資金管理とメンタルについてですが、
これはひとこと、1回のエントリーで損を小さくする、つまりロット調整をすることでメンタルの崩壊を防ぎます。
負けても取り戻そうとする意識は鳴りを潜めていきます。
【関連記事】こちらもお読みください。 「FXで大切なのは資金管理? それともメンタル?」 |
3つの行動が、勝ち組に近づけていきます。
損はするものであるがトータル勝っていく、です。
成功を掴みましょう!
まとめ
FXは8~9割の人が損をすると言われています。
・FXはなぜ1~2割の人しか勝てないのか
・FXで損をする人の特徴とはなんだろうか
・FXで損をしないための3つの行動とは?
の流れでお話しさせてもらいました。
そして、
FXで損をする人の特徴を知って相場の向き合い方を改め、損をしないための行動を学んで得をする人側になる、を目指します。
勝ち組に入るからこそ、FXをする意味があるのです。
損はするものであるがトータル勝っていく。
成功に向かって、頑張りましょう。
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