FXは失敗する? 初心者に向けて基本を解説!

FXを始めたい

FXは少額から始められる金融商品です。これは魅力のひとつですね。

初めての人でも、やってみるか、と決心がつきやすい投資でもあると思っています。

今回は、『FXの基本』をテーマにお話しします。

この記事で解決してもらいたいことは以下になります。

FXを始めるにしても、まずは基本を知りたい
FXを始めたとして、どのように勉強すればいいのか

この記事が初めの一歩、そして将来の夢の実現に向けて一助になれば幸いです。

では、よろしくお願いします。

FXとは? 基本を知ろう!

Foreign Exchange

ある国の通貨を別の通貨に交換することを‶外国為替〟と言います。

英語ではForeign Exchange(フォーリン・エクスチェンジ)、FXはこの略からきています。

FXは平日24時間取引が可能で、世界中の外国為替市場を介して行います。

FX取引時間? 勝ちやすい時間はあるの? 時間帯の特徴を解説!
時間帯の相場の動き、その特徴を知って、無駄なエントリーを減らせないか。相場の動き、時間帯を知って自分のスタイルを改善したい。そもそも勝ちやすい時間帯はあるのかを知りたい。この3点を解決していきましょう。

FXは、外国為替の取引を‶証拠金〟で行います。
証拠金は取引をするうえで、預けておくお金になります。

預けた証拠金が元になり、通貨の売買を繰り返して差益を取りにいきます。
証拠金以上の金額での取引も可能で、‶レバレッジ〟と呼ばれています。

FXレバレッジとは? 少ない資金で大きな取引ができる!
FXでは、証拠金を預けて取り引きを行います。その際、預けている金額の数倍もの額で取引ができることはご存知でしょうか。レバレッジといって、少ない資金で大きな取引が可能になり、FXの用語ではテコの原理と例えられることが多いです。

為替レート

通貨を交換するときの取引価格(交換比率)を‶為替レート〟といいます。

この為替レートは日々変動していて、レートが上がった、下がったで利益を得る仕組みになっています。つまり、物品販売と同様に、『安く買って高く売る』になります。

ただ、FXという金融商品は『高く売って安く買う』ことも可能です。

たとえば、

1ドル100円で買って、1ドル105円で売れば、1ドルあたり5円の利益
1ドル100円で売って、1ドル95円で買えば、1ドルあたり5円の利益

スプレッド

交換レートの違いによって生まれる差額が「スプレッド」です。

たとえば、円をドルに交換する場合とドルを円に交換する場合とでは、それぞれに異なる交換レートが提示されます。

FX取引には基本的に取引手数料がかかりません。
そのため、スプレッドが実質的な取引手数料(取引コスト)だと言われています。

通貨の流通量によって調整コストが変わってくるため、それに合わせてスプレッドも異なります

貨ペアによって違いが生じることは重要なポイントですから、
事前確認が必要ですね。

また、スプレッドは金融機関(FX会社)によって自由に変更可能のため、証券会社選びではスプレッドが重要なポイントとなります。

スワップポイント

2カ国間の金利差によって発生する利益のことをスワップポイントと言います。

「金利差調整分」とも呼ばれます。

たとえば、金利が低い国の通貨(たとえば円)を売却し、トルコ(リラ)やメキシコ(ペソ)、南アフリカ(ランド)のような金利が高い国の通貨を買うことで、2カ国間の金利差益が受け取れることが望めます。

スワップポイントとは? その仕組みと注意点を解説!
FXは為替差益以外にも、〝スワップポイント〟という金利差調整分で利益を出すことができることをご存知でしょうか。大切な基礎知識です。スワップポイントとはどういうものなのか、その仕組み、注意点と、FXで収益を上げていくうえで理解しておきたいことです。


続いて、資金について、です。

FXを始めるときの資金

なんとFXに必要な資金は最小で4,000円程度、とても少額です。

ただ、4,000円から始めるのはあまりお勧めしません。

少額過ぎるとすぐに強制ロスカットにかかり、落ち着いて実戦を踏みながらの勉強ができないかな、と。

50,000円くらいから始めて、最小ロットで取引を行いましょう。
強制ロスカットはあまり意識せずに、実戦を踏んでいけると思います。
(もちろん、デモトレード等の勉強はしていきたという前提ですが)

ちなみに、です。

▶1,000通貨、1ドル/100円で取引した場合
 取引に必要な金額は100,000円です。
 レバレッジ25倍の状態で取引を行えば、
 4,000円×25=100,000円となって、
 4,000円からでも取引できる、ということになります。

※最小取引単位を1,000通貨もしくは10,000通貨として設定している会社が多いです。

FXのロスカットとは? 仕組みと対策をわかりやすく解説!
FXでは強制的に、そのトレードをやめさせられることがあります。それが〝強制ロスカット〟というものです。ロスカットは損失の拡大を防ぐための強制的に行われる決済です。今回はその仕組みを見ていこうと思います。

いずれにしても、資金を守るためにも損切り等、ルールは決めておかなければなりません。

実戦を始めるのは、デモトレードで練習して、ルールを構築してからにしましょう。

もちろん、完璧でなくてよいです。
数度の失敗で完璧なルールが出来上がるものではありませんから。

失敗を繰り返しながら、厳密なルールへと落とし込んでいきましょう。

FXの勉強について

FXの勉強については、その取っ掛かりとしては、主に以下の3つになるでしょうか。

 ・書籍(教材)
 ・ブログ
 ・スクール(講座を受講)

ちなみに私は、書籍(教材)の内容の内訳に、以下のイメージがあります。
 基本基礎が7割、
 筆者(作成者)の主観的内容(筆者の独自手法、ルール等)が3割、
です。

ただ、どの書籍(教材)、 どの ブログを選らぶにしても、FXの根本的なところは同じです。
だれが説明しても外国為替証拠金取引であって、そうでない、ということはありません。

まずは書籍(教材)でもブログでも、基本をしっかりと自分の中に取り込んで、ビジネスチャンスと捉えることができたら、そこで口座開設です。

自分を変えたいと思うとき、

 とにかく始めてみよう!
 いま動かなくていつ動くの?

と、たしかにこの考えは大事ですが、資金を闇雲に使うことと変われることとは同義ではないのですから、やはり、慎重にスタートを切りましょう。

FXを始めたい
「FXを始めたい」の記事一覧です。

そして次はブログ漁りです。

これは、言ってみれば、
師匠を見つけるに近い行動ですよね。

一朝一夕で自分のスタイル、独自ルールの構築ができるものではありません。
自分の性格に合っているスタイルかな、と思ったブログがあればどんどんブックマークに追加していきます。
そして理解が深まっていき、自分ルールが組み上がってくるとともに、勉強教材とするブログを絞っていきます。

ただ、注意してほしいのが、自分ルールが組み上がるまでの期間が、聖杯探しの期間になってしまうことです。
「だれのどの手法であれば勝てるのだ~!」と、このスポットにどうか落ちないでください。
あくまでも自分のルール構築のための1教材です。
勝てないからと、次から次へ手法探しのためのブログ漁りになってはいけないということですね。

そしてスクール受講の選択もあります。
まずは投資の基礎から学ぶこともいいかもしれませんね。

いずれにしても、独学がよいのかどうかも自分の性格と相談が必要です。

FX独学で成功できるの? 正しく学びたい!
〝FXの独学〟という定義はなんでしょうか。いまは情報が早く、求めている以上のものが入ります。ひとりの部屋で勉強しているものの、疑似師匠と勉強ができたりします。人に教わる、は独学と比べてどうだろうか。自分にあった方法を見つけていきましょう。


スポンサーリンク


これからFXを始める方は、
まずは、基本をじっくりと、です。

まとめ

FXは少額から始められる魅力的な金融商品です。

FXの基本と、始めるときの資金、
そして取り組み方(勉強)についてお話しさせてもらいました。

FXを始めたとしても、どのように勉強を進めていけばいいのか、がわからないものです。
主に書籍(教材)、ブログ、スクール(受講)になるかと思います。

今回の記事が、将来の夢の実現に向けて第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

まずは、基本、です。
成功に向かって、頑張りましょう。


コメント

タイトルとURLをコピーしました