トレード日誌は書いていますか?
自分ルールを作る過程の試行錯誤で、時間は相当に費やされます。
一朝一夕で完成するものではありませんから。
しかしながらトレード日誌を書くという行為は、自分ルールの基礎固めに役立ち、何よりスキルは飛躍的に上がります。
今回は、『まだトレード日誌を書く習慣ないということであれば、今日からでも日誌を書きましょう』、というお話しです。
この記事はこんな方におすすめです。
・日誌をつける習慣を見に着けたい
・日誌の書き方を知りたい
・安定して勝てるようになりたい たい
では、よろしくお願いします
なんのためのトレード日誌なの?
〝トレード日誌を書く〟ということを一言で表現すると、
自分のトレードを日々振り返り、改善点を見つけていくための作業、
になるでしょうか。
もちろん、いまある課題を掘り起こすだけの行為ではありません。
ルール通りにできた良いトレードや、ルールを逸脱した失敗トレードの備忘録にもなります。
私は飛び乗りのエントリーが多く、含み益もないままに損切りになる、そんな失敗を繰り返していましが、日誌を書くことで少しずつ改善していきました。
良いも悪いも、
振り返るための日誌ですよね。
とにかく1トレードの度に日誌を書くので、勝って気持ちが高揚していても、負けて損失を取り戻したい衝動に駆られても、落ち着きを取り戻させてくれて冷静にもしてくれます。
チキン利食いだった。まだまだ利は伸ばせたよな……。
ここで損切りしとかないと。負け幅をもっと抑えられたよな……。
とにかく、反省に絶大な効力を発揮します。
そして何より、避けるべきポイントを記憶に定着させる速度が上がり、エントリーの精度も格段に上がっていきます。
いずれにしてもPCスキルは身に着けたい!
簡単に日誌を書くと言ってもどういう形式がいいだろうか。
手書きか……。
いやいや、やっぱりパソコン(PC)を使ってだよな……。
ストレスの少ない方法を選んでもらえればと思うのですが、トレードをするということ自体が、ある程度のPCスキルを必要とします。
私はMT4というFX専用ツールを使用しています。
ロシアのMetaQuotes Software(メタクオーツ・ソフトウェア)社が開発・提供する取引ツールです。FXトレーダーに圧倒的な人気で(FX以外にも対応しているようですが)、メジャーなツールの一つとして知られています。
このMT4というツールを使いこなすにしても、最低限のPCスキルは必要になってきます。
事項で説明しますが、私は日誌にエクセルを使っています。
それだって、PC用ソフトを使っているわけです。
MT4に限らず、ああだ、こうだと使っているうちに覚えていくものでもありますが、PC操作に時間を要してはいられません。
トレードスキルを上げることの方が先決です。
トレードというのは日々の分析が欠かせません。ラインを引き、インジケーターを駆使した分析を基に判断していきます。
だというのに、ツール等の操作を覚える段階で挫折したら、本末転倒です。
いずれにしてもPCスキルが上がれば、様々な場面で役立つことが増えていくでしょう。
トレード日誌の書き方
自分ルールを守り、日々トレードを繰り返していくことは、口で言うほど簡単なことではありません。思惑と反対にぐいぐいと動いていけば精神は乱れ、判断力がどうしたとかではなくなります。
そして失敗トレードとなります。
ただ、この失敗トレードを何度も見返すことが大事になってきます。そのための日誌であり、過去検証に必要不可欠なツールとなるわけです。
私の日誌の書き方を見てもらえればと思います。
まずは〖日足→4時間足→1時間足〗とマルチタイムフレーム分析をします。
そのときに気づいた点を記録します。 以下は日足ですが4時間や1時間足も同じように思ったこと、感じたことを書いていきます。↴
その日、たとえば買いでトレードができそうだと判断したとします。
「M5_シナリオ」というエクセルのシートに5分足チャートを貼り付けます。そしてシナリオ(値動きの道筋)を書き込みます。↴
シナリオに沿った値動きになればエントリー、そして決済となります。
最後に5分足チャートをエクセルに貼り付けて、反省点や気づいた点を書き込みます。↴
ちなみに、本来であればダウ理論を基に引いたラインやフィボナッチリトレースメントのライン、トレンドラインといった線だらけです。
今回は日誌の説明ですので、あくまでもこのようなスタイルで、ということでご理解ください。
以上が私の日誌の書き方の流れになります。
参考になれば幸いです。
手間に感じて継続できないのもよくないですが、
日誌を書くこともトレード業務の一貫である、
という意識は大事です。
ある程度は手間に感じる方が、ひとつひとつのトレードと向き合う時間を作れることにもなります。
負けたときの取り戻したい衝動も抑えられ、無駄なエントリーも減ってきます。
もちろんシンプルがいいとは思いますし、自分が分かり易ければいいのだと思います。
自分独自の教材を作るつもりで、取り組んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
日誌を書くいう行為は、
自分のトレードを日々振り返り、改善点を見つけていくための作業、ということになります。
ルール通りの良いトレードや失敗トレードの備忘録にもなります。
しかしどういった形式で書こうか、と。
手書きもいいですが、やはりパソコンが便利だと私は思っています。
ただ、分析ツール等の操作を覚える段階で挫折したら本末転倒です。
なのである程度のPCスキルは必要になってきますよね。
日誌を書くこともトレードという業務の一貫である、という意識は大事です。
シンプルでも、自分が分かり易ければいいです。
毎日書く日誌が、自分独自の教材になればと思います。
成功に向かって、頑張りましょう。
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